活動報告 2010年1月~6月

200.北八ヶ岳スノーシューハイキング(長野県 北八ヶ岳/縞枯山~茶臼山・鷲ヶ峰)1/23~24

今年も新年の第1弾企画は、スノーシューハイキングでスタート!
長野県は北八ヶ岳を目指します。1月23日の深夜に8名で大阪を出発。

ピラタス蓼科スノーリゾート予定通り午前5時にピラタス蓼科スノーリゾートへと到着。
センターハウスの一部が開放されており、こちらでしばらく仮眠。暖房も効いていて、イスを並べて横になれる。ありがたい!

9時のロープウェイスタートにあわせて準備開始。
ロープウェイからは眼下に樹氷の眺めが広がる!

坪庭約7分で一気に標高2,237mの坪庭へと到着。
そこにはまた素晴らしい景色が広がっていた!

坪庭9:35 スノーシューを履いていよいよスタート。
右手に見えるのがこれから目指す縞枯山、左手は北横岳の方面となる。
どちらもスノーシューコースとして考えられるが、今回は縞枯山から茶臼山のコースをとる。

縞枯山見事な樹氷が続きます。私もこんな立派な樹氷を見るのは初めてです。

縞枯山荘9:55 縞枯山荘が見えてきました。
青い空に、白い雪、樹氷に山小屋の眺めですが、甘くて美味しそうなお菓子の世界に見えてきます。

縞枯山平坦な道もここら辺りまで。これから右手に行けば縞枯山、左手に行けば北横岳となります。

北八ヶ岳 縞枯山いよいよ雪の迷路へと踏み込みます。

北八ヶ岳 縞枯山そこはまたこれまでとは違った、幻想的な景色が広がります。

北八ヶ岳 縞枯山おおおおおっ!なんたる眺めじゃ!
これぞ縞枯山か!こんな景色はほかでは見れんだろ?

北八ヶ岳 縞枯山11:02 縞枯山(2,403m)山頂到着!

北八ヶ岳 茶臼山12:01 茶臼山山頂の先にある展望台までやってきました。
それにしても寒い!氷点下15℃以下にはなっているだろうか?この寒さは、肌に突き刺すような痛さである。

北八ヶ岳 茶臼山こちらが茶臼山山頂(2,384m)です。残念ながらここからは展望は利きません。

北八ヶ岳 茶臼山陽がさしてくるとまぶしいくらいに樹氷が輝きだします。

北八ヶ岳 茶臼山13:00 今日はこちらの雪のテーブルで昼食です。
ここでこそアツアツのラーメンを、とコンロの準備をするも、なんとも残念なことにガソリンストーブが故障!
なんたることか!しかし、予備のガスストーブでなんとかじわじわと出来上がりを待ちます。
待つこと10分。ようやく、温かいラーメンを口にすることができました。やっぱ、うまい!

食事を終えて、あとは下るだけ、とまずはロープウェイを降りた坪庭まで戻ります。
ここからさらに登山口まで歩いて下りるわけですが、歩いた形跡がほとんどない。
さすがにスキー場のゲレンデ内を歩くわけにも行かず、ゲレンデからつかず離れず林の中を突き進むも、樹林帯に阻まれ結局ゲレンデ脇をとぼとぼ歩いていれば、やっぱり注意されました。
再び、ゲレンデ脇から林の中への行軍です。なまじ雪面は固まっているものの、2歩3歩と歩けば沈むの繰り返しで、大いに時間をとられます。

果たして、暗くなる前にたどり着けるのか?と不安がよぎる頃、ようやく展望が開け目指す、ロープウェイ乗り場も見えてきました。
16時過ぎ、何とか無事全員生還です。

次に目指すは、本日のお宿『白樺湖水源荘』です。
近くの酒屋で、『真澄』と『五一わいん』とビールを仕入れて、チェックイン!なんと今日は我々の貸切のようです。

白樺湖水源荘お風呂から出てくれば、美味しそうな夕食も準備が整っております。
キャンプでのテント泊もいいけれど、やっぱりこういうのも捨てがたいなあ。
18:30 いよいよ宴会スタート!
うまい料理にビールも進めば、次第に宴会も熱を帯びてきます。
いつの間にやら、今や懐かしい社員旅行のような雰囲気にもなってきました。
この宴会場には舞台もあって、カラオケセットも発見!
見過ごすわけには行かず、15年ほど使用していないと言うカラオケの電源ON!
当然、セットされている曲も15年以上も前のものではありますが、なぜかみんな問題なし。

白樺湖水源荘『♪チョコレイト、ディスコ!チョコレイト、ディスコ♪♪』
(もちろんこんな曲は入っておりません。)
歌は世につれ、世は歌につれ、もうそろそろお願いしますとの女将さんに言われるまで、唄い続けたのでありました!

白樺湖水源荘7:30朝食のはずが、深酒のためか男性陣は8時近くまで寝坊の朝を迎える。
それでも腹いっぱいの朝ご飯を食べて、おまけに旅館からは野沢菜づけのお土産もいただく。
9:22 本日の目的地、鷲ヶ峰へ向けて出発。ご飯も美味しくリーズナブルな料金設定で、こちらのお宿はお勧めです。

鷲ヶ峰霧ヶ峰ビーナスラインを走るも、積雪は少ないようだ。
昨年歩いた車山も、雪がない。

鷲ヶ峰10:52 スノーシューは使えそうにはないけれど、それぞれ担いでスタート。

鷲ヶ峰雪はないけれど、天気は良く眺めも抜群!
北・中央・南アルプスから御嶽山に八ヶ岳連峰、浅間山そして富士山まできれいに展望が広がります。

鷲ヶ峰北アルプスをバックに1枚!

鷲ヶ峰ここからいったん下って、鷲ヶ峰山頂まではもうすぐ。

鷲ヶ峰11:55 鷲ヶ峰山頂(1,798m)、到着です!

鷲ヶ峰♪チューチュートレイン???

鷲ヶ峰富士山もくっきり姿を現します。
鷲ヶ峰は、往復2時間ちょっとの山で、スノーシューは楽しめませんでしたが、眺望は十分に堪能できました。
下山後は、音無の湯に立ち寄り、豆腐料理を食べて、帰路へとつきました。
年末から大雪との情報もあっただけに今回はスノーシュー三昧を期待していたのですが、昨年より少ない積雪のようです。
積っているのは、日本海側の一部だけなのでしょうか?
手軽でありながら、眺望も楽しめる八ヶ岳方面は、まだまだスノーシューで遊べるフィールドがありそうです。


201.スノーシューハイキング(滋賀県 赤坂山)1/31

年明けからも各地で大雪とのニュースを聞いていたので、関西でもスノーシューの計画を立てては見たものの…。
予定していた蛇谷ヶ峰は雪がないとの情報から、比良山系を目指すことにしてとりあえずは出発!
湖西道路を走ってくるも見える山並みに積雪はなし、これではただのハイキングとなってしまう。
せっかくのスノーシュー企画ですのでやはり雪のあるところを、とさらに北のマキノ高原を目指します。

マキノ高原1ヶ月前にも来たマキノ高原。さすがにここまでくれば雪はありました。
昨年末には、このスキー場には雪はなかったのですが、今回はスキーもできるぐらいの積雪があります。
12:02 ちょっと遅いスタートとなりましたが、13人で出発!

マキノ高原今回は赤坂山を目指しますが、時間が時間だけに途中撤退も含んでのスタートです。

マキノ高原調子ヶ滝方面から川を渡って、登山道をよじ登ります?

マキノ高原13:25 東屋まで到着。ここで昼食です。

マキノ高原昼食を終えて、残念ながら今日はここで撤退となりました。

マキノ高原スノーシューはやっぱり下りが楽しい!転げまわりながら、下ってきます。

マキノ高原ソリで滑り降りるもまた楽し。無事にマキノ高原まで戻ってきました。
下山後は、マキノ白谷温泉へ。冷えた体に温かい温泉が効きます。
大阪に戻ってからは、久しぶりの中華で打ち上げへ。
初参加の方もたくさんおられましたが、スノーシューも楽しめたようです。お疲れ様でした。


202.早春のハイキング(兵庫県 諭鶴羽山)2/11

2月も半ばの寒い時期ではありますが、スノーシューや霧氷と雪を求めるにはどこも少ないようで…。
それならば、とひと足早い春を求めての早春のハイキングは温暖な淡路島は諭鶴羽山を目指します。

天気予報は雨。午後からは間違いなく降るようですが、かろうじて出発時点では降っておりません。
そんな雨の予報でも、7人が集まって淡路島へ向けて出発!

しかししかし、やってしまいました…。カーナビに任せっぱなしで、地図をロクに見ずに出発していました。
カーナビは設定どおりの目的地、諭鶴羽神社へと間違いなく誘導して行きます。
目的地を海岸線の登山口とすべきところでしたが、気軽に諭鶴羽神社としたのが間違いで、間違いなく諭鶴羽神社まで車で到着してしまいました。
登山道を登ってくる予定が、ここまで来てしまえば、山頂までは歩いてすぐです。
そして、やっぱり予想通り降りだしてきました、雨です。

諭鶴羽山12:08 諭鶴羽神社より歩くこと15分で、山頂到着!とりあえずは、記念撮影。そして、昼食です。
はてさて、これからどうすべきか?
本来であれば、海岸線の登山口より諭鶴羽神社を経由して諭鶴羽山頂、さらに尾根伝いに歩いて周回する予定ではありましたが、いかんせん車が頂上近くにあります。
仕方がありません、今回はまずは尾根筋から山を下って、それから登山道を登るコースへと変更です。

12:37 黒岩水仙郷方面を目指してスタート!
しかし、またもやここで重大な間違い!
神社から登ってきた道とは違う方向に登山道が続いていたものだから、考えることもなく辿ります。
「おかしい…。」道しるべは、牛内ダムとなっている。
目指すべきは、海の方向。どう考えても、そちらにダムがあるとは思えない。
地図を出し、方向を見れば、やはり間違いだと確認。わかるところまで引き返す。
結局、諭鶴羽神社まで戻ってきました。
ここで地図を再確認。車が通れる近畿自然歩道を辿れば、間違いなく登山口の黒岩へと続いているようです。

諭鶴羽山だいぶ下ってきましたが、雨はさらに激しくなってきます。

14:21 ようやく本来のスタート地点とするところであった黒岩に到着です。

諭鶴羽山舗装された道路をしばらく登るとこんなところに登山道の入り口がありました。
ここから諭鶴羽神社まで標準コースタイムでは1時間ちょっとかかりそう。

諭鶴羽山14:31 ちょっと、ちょっと!なぜに、みんなこんな笑顔で手を振ってるの?
降り止まぬ雨の中、全員で登り返せば1時間以上はかかるだろうと言うことで、私一人が車を取りに行くことになりました。
私が登山道を登って車を取って下ってくるので、みなさんには車道を上がってきてもらうようにしてここで分かれます。
それにしても、別れが楽しそうに見えるのは、私だけ?

しかし、こうなったからには、一刻も早く再会を果たすためにも先を急ぐしかありません。
走るとは言わないまでも、自然と足が速まります。それにしてもこの諭鶴羽古道は、急登が続く。
息が上がる。鼓動が早まる。日頃の不摂生か?体中の筋力が張り詰める。
雨のせいか?頭がくらくらしてきたからか?目の前が白くなってくる。
いかん!それでも休んではいけない。みんなが待っている!
私はメロスになった!

諭鶴羽山と、そんなことを考えている間に諭鶴羽神社に到着、15:04。
休む間もなく、車に乗り込み車道を下ります。
もうそろそろ出会うかな?と何度か考えているうちに、あらら登山口まで下ってしまいました。
おかしいなあ…。道を間違うようなところは、ほとんどなかったんだけど…。
と、考えながら再び車で上がります。
が、やっぱりおかしい。会わないはずがない。ここでも思い違いをしているようだ。
と言うことで、再び登山口まで下って、さらに海岸線まで出てから海岸沿いに北上する。
やっぱり!諭鶴羽山登山口との看板を発見。
当初、車で諭鶴羽神社間で上がった車道と諭鶴羽古道と分岐したところの車道とは違っていたのだ。
なんとも我ながら情けない。低山と思ってあまり考えていなかったからか、地図の確認を怠ったばかりに、起こるべくして起こった初歩的なミス。反省ばかりです。

諭鶴羽山15:44 無事再会を果たす。
南あわじリフレッシュ交流ハウスゆーぷるの温泉につかって、身体もようやく温まる。
道を間違い、雨に降られもしたけれど、終わってみれば今回も楽しいハイキングだったと感じることができました。
みなさま、お疲れ様でした。

【参加者の方からの感想文をご紹介します】
今回の諭鶴羽山ハイキングは初めての雨の中でのハイキングでした。
山登りじゃなく、山下りから始まるというアクシデントもありましたが、みんなで協力しあって地図を分析しようとしたり、寺で雨宿りしたりと逆になかなか経験しないことを経験できました。
初めての方が多かったのですが、一緒に行動する内に打ち解けて、イロイロあった分だけ、印象深い、楽しい時間を過ごせました。
あと、初の雨という中で、晴れた日には感じない、装備などの準備の重要性も感じることができました。【ぐっち】

今回、初参加でした。天気予報が悪く、参加するか直前まで悩んでいましたが参加してほんとうによかったです!
登山口がわかりずらかったため、山頂直前まで車ではいってしまい、スタートしてすぐ山頂あとは山下りとなりましたが、山歩きが久し振りの私にはいい慣らしになりました。
栗原さんや今回御一緒した参加者のかたとの車中や山でのおしゃべりも楽しかったです、山歩きよりもおしゃべりがメインというくらいでしたね(笑)
栗原さん、凄い雨の中、車を取りに単独での山登りお疲れさまでした。助かりました。
お寺の軒下での雨宿りもなかなか楽しかったです。
冷えた体に温泉、最高でした。
また参加したいと思います。【しょう】


203.神鍋&鉢伏スノーシューハイキング(兵庫県 蘇武岳~鉢伏山)3/13~14

昨年末から何度かドカ雪はあったものの、結局終わってみれば今シーズンも雪の少ない冬だったようです。
今シーズン最後のスノーシュー企画は、兵庫県の蘇武岳と氷ノ山を目指すことにして、4人で大阪を出発!

蘇武岳12:59 神鍋の名色高原よりスタート。
このあたりのスキー場はすでに雪がなく、ほとんどのゲレンデはクローズしております。
2、3日前に降った雪で林道には20cmほどの積雪があり、途中で車を置いて歩き始めます。

蘇武岳雪があったりなかったり、ここではスノーシューが邪魔にもなってきます。

蘇武岳単調な林道が続き、斜度はそれほどありませんが、思うようにはなかなか進みません。

蘇武岳13:57 約1時間歩いてきましたが、蘇武岳頂上はまだまだ。
このペースでは、蘇武岳は無理との判断で、途中の備前山まで歩くことにします。

蘇武岳15:05 どこが頂上かわからないけど、おそらく備前山です。
遅い昼食をとって休憩したあとは、来た道を戻ります。
『PAO』って、読めるかな?

蘇武岳あとは、民宿目指して下るのみ。登り始めたところには16:20に到着。

高原亭今回の宿は、神鍋名色高原の民宿『高原亭』さんです。
お風呂に入って、夕食は味噌仕立てのちゃんこ鍋です。

高原亭雪がないため神鍋高原のスキー場もすでにクローズとなっており、本日のこちらのお宿も我々だけのようで、広い広間を貸切状態です。

高原亭こちらは高原亭さんからの差入れのカニです!
神鍋は山の中のようですが、日本海もすぐ近くです。

鉢伏山さて、あけて3月14日の日曜日。本日も晴天なり。11:00 スタート。
氷ノ山を目指す予定でしたが、時間的にとても山頂まで目指せないと言うことで、急遽目的地を鉢伏山に変更です。
ま、民宿でちょっとゆっくりし過ぎましたかね。それに、スノーシューのレンタルが、この鉢伏周辺にしかなかったものですから…。

鉢伏山夏の鉢伏山には2回ほど来ていますし、スキーでも来たことはありますが、スノーシューで登るのは今回始めて。

鉢伏山視界が開けているので、登る方角はわかるものの、トレースがないためルート選定はなかなか難しいものがあります。
いつの間にやら、こんな急斜面を登ることに。

鉢伏山11:31 小代越まではもうすぐ。

高丸山高丸山を経て鉢伏山を目指します。

鉢伏山ここまでスノーシューを履かずにやってきましたが、そろそろ限界でしょうか。
雪が深くなってきたので、いよいよスノーシューを装着。

鉢伏山ここからの最後の登りが、スノーシューではかなりキツイ!

鉢伏山13:20 鉢伏山山頂に到着
やはりこの時期では、温かいものがうれしい!

鉢伏山14:06 鉢伏山に登ってくる人は少ないようでした。
北面のハチ北高原スキー場はまだオープンしているようで、山頂ではスキーヤーと出会うことになります。

鉢伏山展望を楽しみながら下山にかかります。

鉢伏山スキー場の雪も少ないようです。今年も春は早いのでしょうか。

鉢伏山14:31 林道を下ればスキー場に出てきます。
今回は鉢伏山でちょうど良いぐらいでした。氷ノ山に向かっていれば、2日続けての敗退となっていたことでしょう

鉢伏山氷ノ山を眺めて下山です。
下山後は、関宮温泉万灯の湯に立ち寄り、帰路へとつきます。


204.春のハイキング(兵庫県 三尾山)3/21

3月も下旬ともなれば、春の到来が感じられるようになってきます。
約2年ぶりに兵庫県は西多紀アルプスの三尾山を目指すべく、やってきましたが…。
またまた、やっちゃいました!
登山口がわかりません…。一回来たことがあるところだけに、過去の記憶を頼りにウロウロすること約30分。

三尾山12:25 すでに昼過ぎとなりましたが、7人で遅いスタート。

三尾山空腹感を抑えつつ、沢沿いの道を上がります。

三尾山山頂まではこのような看板が、100mごとくらいに立っているので、近づいている感じが実感します。

三尾山13:23 歩き始めて約1時間で山頂に到着。
20分ほどで昼食を済ませて、下山にかかります。

三尾山14:12 覗き岩に到着。切り立った崖の上で、このすぐ後ろには舞鶴自動車道が眺められます。

三尾山14:40 ここでもまたまた、道を迷いそうに…。
おかしいな?と思ったらわかるところまで引き返すこと。

三尾山14:54 なんとか鏡峠に到着。ここまでくれば、下山まではもう少し。
15:21 無事に下山致しました。周回コースですので、車を置いたところまでは、もう少し登り返します。
国領温泉助七に立ち寄って、帰路へとつきました。


205.春のハイキング(滋賀県 鶏冠山)4/4

春のハイキング企画第2弾は、PAOの定番コース滋賀県は鶏冠山です。
昨年に引き続き、8回目となります。
低山ではありますが、楽しめるこのコースがPAOで言うハイキングの初心者向けコースです!

鶏冠山11:15 いつもの上桐生から9人でスタート。

鶏冠山思えば10年以上も通っているこのコース。
昔に比べれば、ずいぶんとコースも整備されてきました。

鶏冠山しばらくは渡渉ルートとなります。
うまく渡れるか…?シャッターチャンスを待ってるんですが…

鶏冠山つるりーん!とかないかなぁ…

鶏冠山ようやく登り始めます。

鶏冠山12:16 歩き始めて約1時間で、鶏冠山に到着!
と言ってもこのコースは、まだまだこれからが楽しいところです。

鶏冠山せっかく登ってきましたが、いったん下りにかかります。

鶏冠山12:59 ようやく展望が開け、ここからは心地よい尾根歩きが続きます。

鶏冠山巨岩が広がる不思議な光景です。

天狗岩いつもの天狗岩での昼食も終えて、のんびり。

天狗岩13:51 記念撮影をして、下山にかかります。

鶏冠山自然の迷路出現!

鶏冠山14:24 白石峰から狛坂線を下ります。

重岩14:30 その名も『重岩』
うまいこと乗っかってますなあ

狛坂磨崖仏14:46 狛坂磨崖仏、立派な仏像であります。

鶏冠山沢沿いの道になってくれば、林道までもうすぐ

逆さ観音15:34 逆さ観音、大岩の一端が石材不足の折に削り取られたために、後にバランスを崩して山上からずり落ち逆さになったとか。

逆さ観音15:45 ようやくオランダ堰堤に到着。ここまで来れば、スタートした上桐生まではもう少し。
適度なコースタイムに心地よい疲労感、また来年も来るかもしれません。
下山後は、湖國十二坊温泉ゆららで汗を流して、大阪に戻ればやっぱり打ち上げで充電するのでした。


206.春のハイキング(三重県 水晶岳)4/17

またまた春のハイキング企画で第3弾は、三重県と滋賀県の境に位置する水晶岳を目指します。

水晶岳11:28 朝明ヒュッテから6人でスタート。

水晶岳この橋を渡って、登山道へと入っていきます。

水晶岳まずは、伊勢谷から根の平峠を目指します。。

水晶岳川を何度か渡ります。

水晶岳12:23 根の平峠に到着。

水晶岳12:50 水晶岳頂上に到着。強い風が吹き抜ける中での昼ごはん。
陽射しはあるものの、風に体温が奪われます。

水晶岳中峠へ向けての下り。

水晶岳13:28 中峠到着。そのまま羽鳥峰(ハトミネ)峠へ。

水晶岳白い砂山となった羽鳥峰が見えてきました。

水晶岳14:07 羽鳥峰到着。それにしても風が強い!

水晶岳水晶岳のなかでもココだけが、一風変わった景色を見せます。

水晶岳朝明渓谷へ向けて下っていきます。

水晶岳ザイルも現れました。

朝明渓谷14:47 林道の分岐点まで戻ってきました。
15:08 スタート地点の朝明ヒュッテに無事到着です。
下山後は、湯の山・片岡温泉に立ち寄り、帰路へとつきました。


207.筍掘り&バーベキュー(兵庫県姫路市太市)4/29

ゴールデンウィークもスタート。
今回はいつもと趣向を変えて、旬の味覚を味わう筍掘りとバーベキューです。

タケノコ掘り兵庫県は姫路市までやってきました。ここ太市は筍の特産地とのことです。

筍掘り&バーベキュー筍掘りと言ってもそう簡単ではありません。
まずは手本を見せてもらいながら、筍探しです。

筍掘り&バーベキュー頭の出た筍を探すのではなく、筍の頭が出る前に地表が割れるので、それを探すのです。
簡単そうに見えてなかなか思うようには見つかりません。

筍掘り&バーベキュー足で探りつつ、見つけた筍は、“コ”の字を描くように周りからせめて、最後に掘り起こす。
わかっちゃいるけど、つい力が入ってしまいます。

筍掘り&バーベキューどっさり掘るつもりではありますが、思うようには進まず…。まずは、バーベキューで腹ごしらえです。
焼きタケノコに天ぷらも柔らかくて美味しいです!

筍掘り&バーベキュー午後から再び作業開始!お土産分もどっさり掘るでぇ~!

筍掘り&バーベキューさて、もう何本掘ったことやら?すっかり手つきも慣れてきました。

筍掘り&バーベキューわたしらもいっぱい掘りましたよ~!

筍掘り&バーベキューサクサク掘れるものかと思っていたら、これがなかなかの重労働。
力を入れすぎてもいけないのだとか。まあ、工夫をしながらもどっさり掘りましたよ。
掘り出した筍はすべてお土産に持って帰ってとのことでしたが、あまりにも多すぎて持ち帰れませんでした。
来年も企画しようかな?持ち帰り用に大きな袋のご持参をお勧め致します。


208.山とキャンプと温泉の旅in九州(大分県 由布岳・宮崎県 霧島連山・鹿児島県 開聞岳)5/1~5

山もキャンプも温泉も楽しんでしまおうと言う今年のゴールデンウィーク企画。
行き先は、山も温泉も魅力的な九州に決定!
ゴールデンウィークの渋滞も気になるところですが、果たしてどこまで計画通りに進むのか?

山陽道から瀬戸大橋をわたって四国へ、愛媛県の八幡浜港あたりから九州は大分県へ上陸、そこから先は、状況に応じて行程を考えていくと言う事で、4月30日20時過ぎに集合した5名で、大阪を出発!

北から攻めるか、南からか、はたまた霧島連山からか?と様々なパターンを考えるも、九州上陸の時間によってプランが大きく変わってくる。
まずは、一路四国を目指す。

運転を交代しながら走ってきましたが、八幡浜港到着が日が変わって5月1日の2時前。
九州へは、2:50発の臼杵行きとなりました。

八幡浜港から臼杵までは2時間半足らず。
2等寝台は、毛布も枕もなく、ただの雑魚寝スペースがあるのみ。
それでも、何とかスペースを見つけて横になれば、あっという間に深い眠りに落ちていきました。

5時前には、間もなく下船の放送で、目が覚める。
九州に上陸するも、この時間からでは北から攻めるしかない。
と言うことで、朝陽を受けながらまずは由布岳へと向かう。

由布岳7:08 コンビニで食料を調達し、やってきました九州の山第1弾は大分県は由布岳。
さすがにゴールデンウィークと言うこともあってか、この時間ですでに車は30台以上は停まっております。

由布岳南登山口より最短ルートで由布岳頂上を目指します。

マタエ8:50 右に左にと九十九折に登ってきて、こちらがマタエ。
由布岳は西峰と東峰の2つのピークがある双耳峰。はたして、どちらを目指すか?

由布岳9:15 今回は、東峰へと登ってきました。

由布岳山頂から覗き込めば、湯布院の街並みが眼下に広がります。

由布岳1時間半ほどで駐車場まで下山。まずは、温泉を目指します。
旅館やホテルが日帰り温泉として開放しているところもあって、どこに入るか悩ましいところですが、今回は立ち寄り湯の由布岳温泉を目指すことにしました。

由布岳温泉湯布院の町中から歩くこと15分。まだまだかと歩いているうちにようやくたどり着きました。
長い道のりを歩いてきた甲斐もあってか、本日一番風呂とのこと。
どうと言うこともないのですが、なぜかラッキーと思えてしまうものです。

由布岳温泉先客がいないためにお風呂から撮影。露天風呂からは、由布岳を正面に眺めることができます。
それにここには、たくさんの家族風呂が並んでいました。家族や友人たちと来るなら、家族風呂もいいかもしれません。

地鶏そばととり天温泉に入ったあとは、再び町中に戻って昼食と、しばしの散策。
せっかく九州まで遠征に来ているのですから、地元の料理を味わったり、観光もして見なければ!
と言うことで、お昼ご飯は、地鶏そばととり天をいただきました。
とり天って、大分の名物だったんですね!この時知りました。

さてさて、ゆっくり観光もしたいところですが、そんなに時間がございません。
14時を回っておりますが、明日登る山、霧島連山へできるだけ近づくためにとりあえずはえびの高原周辺を目指して、300km超の移動開始です。

高速に入るも、このまま一直線に目指しても、夜になるのは必至。
下りたところでのスーパーも期待できないとのことから、熊本でいったん高速を下りてスーパーを目指す。
走行中もキャンプ場をどこにするか検討しながらと、何かと忙しい。

とりあえずは、熊本のジャスコに立ち寄ります。せっかくですから熊本の名産を、と言うことで思い浮かんだのが馬刺し。
さすが、地元の名産品というところでしょうか、スーパーで普通に売ってます。
夕食メニューは、馬刺しににぎり寿司、それに定番のちゃんこ鍋に決定。
食材とビールの調達を終えたところで、まずは一安心。
さらに南下を続けます。

明日の行程は、霧島連山の縦走。車を登山口または下山口に置いて、片道はバス利用の行程です。
バスには、先に乗るか下山してから乗るかと考えどころですが、下山してからすぐに行動に移れると言う事で、下山口に車を置いて、登山口までバスで移動することに決定。

あたりもすっかるり暗くなった頃、ようやく高千穂河原ビジターセンター近くの高千穂河原キャンプ場に到着。
すでに20時を過ぎておりますが、キャンプの手続きをして、テント設営と夕食の準備を同時に進めていきます。
このあたりの団結力には感心させられるほど、スピィーディーに作業がはかどります。

思い返せば、大阪を出てきたのは昨日の夜。高速を走って、船に乗って、山に登って、温泉に入って、移動して…と、ずいぶん長い旅のような気もしますが、まだ九州第1夜。24時間をフルに使っているような感じです。

高千穂河原キャンプ場標高960mもあると言うこのキャンプ場、さすがに冷え込んできますが、ちゃんこ鍋がうまい!
ビールもうまい!と夜は更けていくのでした。

高千穂河原ビジターセンター一夜明けて、5月2日。本日もいい天気になりそうです。
テントを撤収し朝食も終えて、えびの高原行きのバスが出る高千穂河原ビジターセンターまで歩きます。
8:37発えびの高原行きのバスを待っていると、どこからともなく登山客が集まってきます。
先頭近くに並んでいたつもりが、バス停を先頭に右に左にと長い列ができております。
やってきたバスは1台。果たして乗り込めるのか?と、そんな心配をよそにバスはどんどん人を詰め込んで、いつの間にやら全員が収まっておりました。
もちろんバスの中はギューギューです。久しぶりに感じる朝のラッシュ御堂筋線と言ったところでしょうか。

えびの高原9:20 えびの高原を出発です。

えびの高原おやおや、何だか雲が広がってきましたねえ。
本日の行程は、えびの高原から韓国岳、獅子戸岳、新燃岳、中岳を経て、朝、バスに乗り込んだ高千穂河原ビジターセンターへ下山する6時間程度のコースです。

韓国岳雨こそ降らないもののガスが広がってきました。

韓国岳10:36 九州2山目、韓国岳頂上到着!

韓国岳そうこうしている間に、雨が降り出してきて、カッパ装着。

韓国岳11:12 獅子戸岳へは、いったん下りにかかります。
ぬかるんだ下りは、滑ってなかなか思うように進みません。

獅子戸岳12:02 獅子戸岳到着。何とか雨も上がって、ここで昼食です。

新燃岳続いて目指すは、新燃岳です。

新燃岳噴火口には、エメラルドグリーンの湖面が見えます。

新燃岳12:59 新燃岳到着!

中岳さらに目指すは、中岳です。

中岳13:27 中岳までやってきました!
あとは、今朝バスに乗った高千穂河原ビジターセンターを目指して下るのみです。

高千穂峰こちらは天孫降臨の神話が残る高千穂峰。
時間があれば登ってみたいところですが、今回はスケジュールが詰まっているため、眺めるだけとなりました。

高千穂河原14:10 つつじコースを経て無事に高千穂河原へ下山。
つつじには、まだ少し早いようです。

みやま荘下山後の立ち寄り温泉はこちら、霧島温泉郷の国民宿舎『みやま荘』
白濁した強烈な硫黄臭のする温泉は、あまりにも強いことから、風呂の窓は閉めないでくださいとのこと。
久しぶりに温泉らしい温泉に入ることになりました。

九州道を南下して、指宿スカイラインを経て、指宿にて本日の買出しです。
買出しの頃までは、まだ明るさが残っておりましたが、本日のキャンプ場『かいもん山麓ふれあい公園』に着く頃にはすっかり陽も暮れてしまいました。

遅いスタートもすっかり慣れてしまったのか、テント設営に夕食準備と手早い作業で進みます。
本日のメニューはすき焼き。ビールに焼酎で、九州第2夜も楽しく過ごします。

かいもん山麓ふれあい公園そろそろお開きか、と思っていたところへ、サプライズ!
本日は私の誕生日と言うことで、ケーキをどこかで仕入れてくれていました!
泣かせてくれるなあ、メンバーのみなさまに感謝です。
ついにバカボンのパパと同い年になった夜も、こうして更けていくのでした。

開聞岳8:05 九州最後の山となった本日は、開聞岳を目指します。

開聞岳ここ開聞岳の登山道は、山を周るようにらせん状に続いております。

開聞岳9:22 樹林帯を抜けると、眼下に海が広がっていました。

開聞岳10:03 開聞岳(924m)に全員無事到着!
今回の旅のミッションの一つ九州の3つの山を登頂です。

西大山駅開聞岳からの下山後は、JR日本最南端の駅西大山駅に立ち寄りました。

指宿温泉続いて目指すは温泉です。ここまできたらもちろん指宿温泉は砂蒸し風呂に入ろうと向かうも、入浴待ちが2時間以上!
我々にそんな時間は残されておらず、向かった先は指宿元湯温泉でございます。

桜島鹿児島まで来たならば、やはりここも外せません。
と言うことで、噴煙を上げる桜島を眺めながら、フェリーで向かいます。

桜島烏島展望所にて夕陽が沈みかけていきます。
本日の宿泊場所は、加治木のさえずりの森キャンプ場となりました。
相変わらずの到着は暗くなってから。それでも九州最後の夜も盛り上がります。

山とキャンプと温泉の旅in九州今日はいよいよ大阪へ向けて、ひた走ることになるため、早めのスタートです。

大観峰高速を熊本ICで下りて、阿蘇は草千里方面を目指すも渋滞のため、大観峰方面へとルート変更。
大観峰より阿蘇山を眺めます。

黒川温泉どうしても立ち寄ってみたいと思っていた黒川温泉が、今回の旅最後のミッションです。

黒川温泉時間がないのはわかっていながら、入浴時間はしっかり1時間とって、おまけに街中を少し歩いてみました。
あとはただ大阪へと向かうだけではありますが、しかしながら、大分から愛媛へのフェリーはすでに予約でいっぱい。
港で待ってもどの便に乗れるかわからないとのことで、陸路高速を走り続けることに決定!大阪までは700kmはありそうです。

と言うことで、断続的に伸びた渋滞の中をドライバー4人で交代しながら大阪を目指しました。
が、さすがに遠いですねえ。夜明け前頃にようやく関西圏へと戻ってきました。
電車も始発前だったので、各自の家へと立ち寄り、ようやく無事に今回の旅を終えたのでした。
最後の渋滞には参ったけど、キャンプで移動しながら山を登るというスタイルも楽しいので、ぜひまた企画致しましょう!


209.山菜採りと調理体験(滋賀県 伊吹山山麓)5/8

山菜が顔を出す5月上旬。山菜採りと調理体験の季節限定企画として、滋賀県は伊吹山の麓へと行ってきました。

山菜採りと調理体験山菜採りはやってみたいものの、やはりそれには知識が必要ですので、今回は農園のおばちゃんたちに案内していただきました。

山菜採りと調理体験食べられるものとそうでないものを見分けるのは、なかなか難しいもんです。
こちらは、比較的わかりやすい『わらび』ですね。

山菜採りと調理体験よーく見渡せば、たくさん芽を出しております。

山菜採りと調理体験収穫も順調に進んでおります。

山菜採りと調理体験こちらは『こごみ』でしょうか?
おばちゃんに教わりながら、収穫していきます。

こしあぶらこちらは『こしあぶら』です。
結構大きくなった木の若芽をとるんですね。私も初めて知りました。

山菜採りと調理体験はじめてみる山菜もいっぱい採りましたよ~!

ねまがりたけ『ねまがりたけ』です。「そこそこ、足下にあるよ!」と言われても、見つけるのも一苦労です。

山菜採りと調理体験思った以上にバラエティのある山菜の収穫ができました。

うどこちらは『うど』です。こんな風にしてあるんですねえ。

山菜採りと調理体験たっぷり収穫できました!こらから、この山菜で料理にかかります。

山菜採りと調理体験こちらはご飯を炊く、かまど部隊です!

山菜採りと調理体験こちらでは天ぷらの準備が進んでおります。

山菜採りと調理体験採りたての山菜で天ぷら。なんとも贅沢な感じがしてきますね。

山菜採りと調理体験全員働いているでしょうか?

山菜採りと調理体験写真にだけ写りに来ている人がいるような…

山菜採りと調理体験あっという間にいろんな料理ができあがりました。
これからみんなでいただきます。

山菜採りと調理体験山菜料理も美味しくいただきました。
それにしても結構いろんな種類の山菜があることに驚きましたが、やはりこの山菜を採るためには、それなりの知識がないとどれが食べられるものやら判断が難しいところですね。
なかなか面白い企画でしたので、ぜひ来年もやってみますかね。


210.熊野古道ハイキング(和歌山県 中辺路)5/22~23

世界遺産でもある熊野古道は、以前より行ってみたいとの声も多く、私自身も行きたいと思っていたところ。
『たくさんの王子達と巡り合う旅』とのタイトルにひかれたかどうかはわかりませんが、13名が集まりました。
もちろん熊野古道と一言で言ってもPAOの企画ですから、和歌山県滝尻王子から熊野本宮への中辺路ルート40km弱を2日間で辿ると言う
そう易しい企画でもありません。果たして、どうなったのでしょうか?

熊野古道7:00 仮眠もそこそこに滝尻を出発します。本日は野中までの約18km。
まあ、本日は民宿泊まりですから、暗くなるまでには着けばいいという感じです。

熊野古道スタートはちょっとした登山道になります。

不寝王子7:34 不寝王子へと到着。

不寝王子8:08 飯盛山へと到着。スタートして1時間。まだ、みんな余裕ですね。

不寝王子そう激しいルートではありませんが、多少のアップダウンが繰り返されます。

高原の霧の里休憩所9:01 高原の霧の里休憩所へと到着。棚田を眼下に展望が広がります。

大阪本王子12:03 大阪本王子。もう今日何人の王子と出会っただろう。

熊野古道13:35 箸折峠を経て近露へ。日置川を渡ります。

近露王子近露王子にてしばしの休憩。さすがにちょっと疲れてきたでしょうか。野中まではもうひと踏ん張りです。
と言うことで、ここらあたりで本日のエネルギー補給となるビールに焼酎、日本酒を買い込みます。

継桜王子15:01 継桜王子。いよいよ本日のゴールが近づいてきました。

野中の清水15:09 野中の清水で水分補給。あとは、今日のお宿民宿のなか山荘を目指すのみ。

熊野古道15:39 足を痛めた方もおられましたが、何とか全員民宿のなか山荘までたどり着きました。
やはりここでのポーズは、『ハンカチ王子』で!

まずは、お風呂で汗を流し、夕食をいただきます。
夕食を終えて、部屋に戻って明日の行程確認と本日の反省会といいつつ、ただの二次会です。
明日は野中の一方杉から熊野本宮大社までの約22kmを歩きます。
今日歩いた距離よりも長くなるのですが、熊野本宮からはバスで戻るため時間制限あり。
歩行時間を8時間として、14時20分のバスに乗るために明日の出発は6時です。
疲れているはずですが、二次会も大いに盛り上がり、明日への更なる気力がわいてきます…かね?

熊野古道熊野古道2日目の朝を迎えるも、天気予報どおりの雨でございます。
ま、そんなことで中止になるはずもなく、レインウェアで完全防備をしての出発です。
ほぼ予定通り、野中の一方杉のスタートは6:20

熊野古道天気予報は相当の荒天とのことですが、果たしてこの先どうなるのでしょうか?

熊野古道ここまで来たからには、ただ黙々と足を進めるしかありません。

熊野古道8:31 今日も王子達に出会えました。

熊野古道10:14 激しい雨が降り続きます。この時点ですでに全身びしょ濡れでした。
降りしきる雨の中を4時間近くも歩き続ければ、ゴアテックスのレインウェアでも完全ではないと言う事を身をもって知りました。
シャツはもちろん、下着から靴の中まで雨が浸入しております。

熊野古道雨が降ってサワガニは喜んでいるのでしょうか。

熊野古道雨は一向にやむ気配はなく、ただただ歩き続けます。

熊野古道あとから聞いたところでは、このあたりは大雨警報が出ていたとか。
道が川のようになってきております。

猪鼻王子11:13 猪鼻王子までたどり着きました。

発心門発心門の休憩所に到着しましたが、先を急いでいるので20分の短い休憩で、お弁当をいただきます。
我ながらちょっと厳しいかなとも感じつつ、おにぎりを食べてすぐに出発です。

水呑王子12:15 水呑王子着。このあたりまでくると、雨の中でも傘をさして歩いている人たちを見かけるようになりました。

熊野本宮大社結局降り止まぬ雨の中を歩くこと7時間と少しで、ついに熊野本宮大社へとたどり着きました。
昨日足を痛めた方も含めて、全員完歩です。

熊野本宮大社やりました!熊野古道!これでもう多少の雨は、気にならないことでしょう。

熊野本宮大社予定通りのバスに乗り込み、昨日スタートした滝尻へと戻ります。
2日間かけて歩いてきた道のりも、バスなら1時間ちょっとで戻ってしまいます。
無事に滝尻へと戻り、弁慶のさと湯に立ち寄って、帰路へとつきました。

【参加者の方からの感想文をご紹介します】
熊野古道の旅、めっちゃ楽しかった!の一言につきます!…って、何がって…宴会が…(笑)
いっぱい歩いた後のお酒は旨かった~!
一日目はアップダウンの繰り返しで、18キロの道のりを8時間位かけて歩きましたが、晴天に恵まれ気持ちのいい汗をかくことができました!
熊野古道!?どこが!?みたいな感じで、熊野古道っぽいところを探しながら、ただ山道を歩いてたって言う感想でした…。
が、どの道もこの道も熊野古道でしたね…。(笑)

『たくさんの王子達に巡り会う旅』でしたが、個人的に一番印象に残ったのが色々な王子より初っぱなにあった『胎内くぐりの岩』でした!
胎内くぐりの岩母から産まれ出る!みたいな感じに見えるよくできた岩で、かなり狭そうだったので入るのを躊躇したのですが、
先にくぐって産まれ出た(笑)みんなに見守られながら、13人の末っ子として少々難産だったけど無事産まれました!
みたいな感じで、この時は何も感じなかったんですが、後々熊野古道を歩きホントに自分の中で何かが変わり、
まさに産まれかわった!って感覚になりました…。
1日歩き、宿に着いて同じメシを食い、お酒を飲み、ちょっと!?はしゃいじゃったりと(^_^;)、
一日を共に歩いた仲間達と楽しい夜を過ごすことができました…。

可笑しなコンビもできたりと…(苦笑)
熊野古道二日目は予報通りの朝からの雨。しかも結構しっかりと降る予報…雨で予定が変更したりするのかな!?と少し思ったりもしたのですが、
あくまでも予定通りの雨天決行ムードで、隊長からは『雨!?何!?』みたいなオーラが出てて、気合いを入れての用意となりました…。

後からPAOでは雨天でも中止にせず予定通り決行する思いを聞き、改めて(雨でもブレない体育会系の(笑))隊長について行きます!と思えた瞬間でした!(笑)
個人的に行く山行きでは中止にするか悩むとこですが、今回は逆に思い出になったり、いい経験になりました!
そんな雨の中、みんなレインウェアを着て、二日目は22キロの道のりを8時間位、ただただ雨の中を歩いてただけって感じもしましたが、
時には無になり歩き、時には色々な事を考え、自分と向き合いながら歩くことができたんじゃないかな~なんて思いました…。
全身びちょびちょ、靴もぐちょぐちょになり、ちょっとした油断で携帯を水没させたりもしたけど、
そんなこといいや!って思えるくらい細かいことを気にしない新たな自分がいました…(笑)。

そしていよいよゴールの熊野本宮大社を目前にすると、それまでの雰囲気、空気とは全く違い、
物凄くパワーを感じ、鳥肌がたち、ホンマに来たんやー!よく歩いたー!って言う感動と共に、それまで何処が世界遺産なんやろ!?何て思ってたことがぶっ飛んでいきました(笑)
熊野本宮大社はめっちゃ感動でした!

一日目も含め、二日目のあの過酷な状況の中でも、それぞれ歩き方やペースが違う13人がみな文句も言うことなく、時には励まし、助けあい、隊長を初め先輩メンバー達の周りへの気配りなどをされている姿とかを見ていて、ホントみんな素晴らしい人達だな~って感動しました!
ホント素敵でした!
本宮大社では、自然とPAOとメンバーの健康と幸運を祈ってました!勿論自分のもですけど…(笑)

個人的には去年まで色々あり、凹み、悩み、迷ったりしがちでしたが、今年に入り新たな一歩を踏み出しPAOに入り、自分の進んで行く道はこれで間違ってない!って確信できたり、あの胎内くぐりをしてこの道に繋がり、そしてこれからこの道をもう一歩先へと進んで行けばいいんや!って思いになり、熊野古道の道のりが自分の人生の道のりと重なり合うような不思議な感覚になりました!

そして、僕は『またここへ来るかも知れん!?』『いや!また来るわ!帰ってくるわ!』って思いが込み上げてきました!
そういった意味でも、この熊野古道の中辺路の長い道のりを二日間歩ききり自信になり、雨の中歩いたことも、ホント全てに意味のある思い出たっぷりの大切な旅になり、そして次のもう一歩を踏み出すきっかけにもなった自分にとって忘れられない旅になりました!

ある意味13人兄弟みたいなメンバー全員が無事に歩ききり、ゴールの本宮大社で撮った写真は僕にとって宝物になると思います!
それを見るとこの先少々の事は耐えてガンバレそうな気がします!
ホント熊野古道からたくさんパワーをもらいました!
ホント行って良かったです!

って、この後、携帯を水没させてしまった事を少し悔やんでいる小さな自分がいましたけどね…(笑)
『PAO!サイコー!(^o^)b』【コージー】


211.初夏のハイキング(滋賀県 峰床山)6/5

京都府第2の高山、峰床山(970m)を目指す、初夏のハイキングには18名の参加となりました。

峰床山10:53 葛川小学校の奥から川沿いにスタート

峰床山11:23 八丁平への分岐点から橋を渡って、ズンズン進んでいきます。

峰床山新緑のまぶしい渓流沿いの道が続きます。

中村乗越12:20 中村乗越へと到着。八丁平まではもうすぐ。

中村乗越青い空に白い雲、緑も映えます。

峰床山13:10 峰床山山頂へと到着。ここでお昼ご飯を食べて、記念撮影。

峰床山八丁平を周回するコースを辿ります。それにしてもいい天気で、暑いぐらいです。

峰床山14:52 再び渓流沿いの道へと戻ってきました。

峰床山15:08 天気予報は下り坂とのことで少々心配しておりましたが、なんとか林道まで戻ってきました。
陽射しも強く、雨の降る気配はありません。
林道を辿って、無事に車を停めたところへの到着が、15:37。
下山後の立ち寄り温泉は、このあたりでは、いつものくつき温泉てんくうです。

今回初参加の方も何人かおられましたが、大阪に戻ってからの打ち上げにも多くの方にご参加いただき、大いに盛り上がるのでした。


212.琵琶湖一周サイクリング(滋賀県 琵琶湖)6/12~13

昨年に引き続いての琵琶湖一周サイクリング企画に、果たして参加者はいるのか?
昨年の過酷な企画の噂は聞いているはずだが…。
そんな心配をよそに、またしても怖さを知らないツワモノが集まり、企画は決行されるのであった!

琵琶湖サイクリング9:28 昨年の辛さを教訓に、今回はクロスバイクでの琵琶湖一周である。
今となっては語り継がれる企画のひとつであるが、昨年はママチャリで挑戦したのであった。ああ、あの頃は若かった!

琵琶湖サイクリング今回のコースは、琵琶湖湖東のJR安土駅を起点に、2日かけて左回りに一周を目指すものである。
10:10 まずは、琵琶湖沿いの湖岸道路から愛知川を越える。

琵琶湖サイクリング11:13 天気も良く順調な滑り出し。さすがにママチャリとは、雲泥の差である。
琵琶湖一周と一言で言っても、日本最大の湖である。
周回はおよそ190km弱、スタート地点から湖岸までの往復を考えれば、200kmを超えるであろう。

琵琶湖サイクリング12:03 本日の昼食地点となる豊公園へと到着。ここらあたりは、まだ走っていても気持ちの良いコースである。

琵琶湖サイクリング12:36 先はまだ長い。昼食を終えて再スタート。
今回の参加メンバーは8名。果たして何人が、琵琶湖一周を走りきることができるのか?

琵琶湖サイクリング12:50 姉川を越える。本日の宿泊は、湖西の近江舞子。まだ60kmほどはありそうだ。

木ノ本14:40 ほぼ平坦な道が続く琵琶湖周回のコースで、唯一峠越えとなる木ノ本までやってきました。
まだまだ元気そうですが…。

木ノ本やはり、ここはキツイ。思わず、下りてしまいます。

この峠を越えるところで、大きく差が開き前後2つのグループに分かれてしまいました。
ようやく木ノ本を越えて、再び湖岸へと出て、海津大崎の桜並木のあたりを走ります。
ここは桜の名所でもあるので、花見の頃には多勢の花見客で車では近寄れないところ。
今は、バスフィッシングを楽しむ釣り人がまばらに見えるだけで、静かなもんです。
それにしても、見当たらない。前に走っているはずのグループがしばらく見えていないのだ。

琵琶湖サイクリング前を行くグループとようやく連絡が取れました。どうやら道を間違えたとのこと。
木ノ本の峠を越えたあたりからさらに北の福井方面へと向かっていたようです。
17:17 追いついてくるのを期待しながら、こちらは安曇川を越えます。

白髭神社17:54 白髭神社を通過。だいぶ陽も傾いてきました。

白汀苑19時前になってようやく全員が合流できました。
なんとか陽が沈む直前の19時過ぎに近江舞子の本日のお宿白汀苑に到着。

白汀苑急いで風呂に入って、ようやく宴会もスタート!本日のメニューは、炭焼きバーベキューであります。
もちろんどんなに疲れていようとここだけで済むはずもなく、部屋に戻って2次会は続くのでした。
しかし、さすがに一日走ったためか、一人二人と倒れていきます。

琵琶湖サイクリング昨晩の宴会はいつまで続いたのかは不明ですが、朝にはたっぷり朝食もいただいて、琵琶湖一周完走に向けて充電完了です。

琵琶湖サイクリング8:11 後半戦スタート。曇ってはいますが、雨は降っておりません。

道の駅びわ湖大橋米プラザ9:12 約1時間走って琵琶湖大橋のたもと、道の駅びわ湖大橋米プラザへと到着。
今回はここで2名が琵琶湖大橋を渡ることになりました。残る6名は、琵琶湖完全一周を目指し、南下を続けます。

道の駅びわ湖大橋米プラザ10:26 ついに雨が降り出し、雨具を装着しての走行が続きます。

琵琶湖サイクリング10:33 JR大津京駅を通過。雨は次第に強くなってきます。

琵琶湖サイクリング11:00 近江大橋を横目に見やり、さらに南へ。

唐橋11:14 ついに瀬田川を越える唐橋を渡って、北へと方角を変えます。

道の駅草津12:02 道の駅草津に立ち寄り、昼ご飯を食べて少し落ち着きました。
ここまで来れば、ゴールまでもうちょっと、13:03再びスタートです。

琵琶湖サイクリング13:27 琵琶湖大橋まで戻ってきました。

琵琶湖サイクリング14:23 琵琶湖に別れを告げて、JR安土駅へと向かうべく湖岸道路から離れます。

琵琶湖サイクリング15:02 ついに帰ってきました。1泊2日琵琶湖一周の旅は、ここでフィナーレを迎えます。

琵琶湖サイクリング琵琶湖完全一周を達成した6名です。全身ずぶ濡れにはなりましたが、なぜか晴れやかな気分です。
琵琶湖大橋を渡った2名も温泉で待っていてくれたようで、その後大阪へと向かう車内で合流となりました。
温泉にも入りたいところですが、途中下車もめんどうとなって、JR岸辺駅にある極楽湯で湯に浸かり、八剣伝での打ち上げとなりました。しかし、なぜかここでは今回の琵琶湖サイクリングに参加していないメンバーが増えていたような…。

2年連続の企画となった琵琶湖一周サイクリングですが、ほかにも行って見たい!という声も聞こえてきます。
しかし、3回目があるかどうかは不明です。人気企画といいつつもリピーターはありそうもないですからねえ。


213.摩耶山サンセットハイキング(兵庫県 摩耶山)6/26

摩耶山は掬星台から広がる1000万ドルの夜景を目指して計画した、摩耶山サンセットハイキング。
梅雨時期真っ只中のハイキングは、はたしてどうなったのか?

トゥエンティクロス集合場所の新神戸駅13時にして、すでに激しい雨が降っておりましたが、参加予定者8名全員が揃い雨具を着てのスタート。

トゥエンティクロス布引の滝は何度も見ておりますが、こんな激しい流れは初めてです。

五本松かくれ滝五本松かくれ滝もこの通り、かくれるどころかザァーザァーと流れております。

布引貯水池13:57 布引貯水池まで歩いてきました。ここまで来れば、先を急ぎます。

トゥエンティクロス普段は小川のような流れのトゥエンティクロスもこんな感じです。

トゥエンティクロス水量は増すばかり、川の水も濁ってきております。

トゥエンティクロスこの雨はいつになればやむのか?摩耶山までは行けるのか?いや、もう帰ろうと誰か言い出してはくれないか?

トゥエンティクロス14:49 ここへ来てついに進退きわまる!もう川を渡れるような水量ではありません。
『う~ん、こりゃダメですねぇ』来た道をしばし戻って、大きく迂回します。

トゥエンティクロス15:19 何度か迂回しながらもようやく森林植物園の西口への道をたどります。

トゥエンティクロスこの土砂降りの中では、アジサイも目に入ってきません。
森林植物園の東屋にてようやく休憩。雨具を着ていても、すでに全身はびしょ濡れです。
パンをかじり、お茶を飲んで、さらに先へと進みます。

トゥエンティクロス16:51 森林植物園の東口より出たところがコレ。渡れる渡れないどころではない、激流となっておりました。
さすがにこの流れを見ると怯んでしまいますが、林の中にまだ先へと続く道が見つかりました。

トゥエンティクロス登山道は川と化しております。

トゥエンティクロス17:26 だましだまし歩いてきた道のりもついにここで終了。
あとから考えれば、遅すぎた撤退決定の判断であったと感じております。
何度も通ったことのあるトゥエンティクロスであることで、少しなめていたところがあるかも知れません。

森林植物園18:14 森林植物園まで戻ってきましたが、すでにバスの便はなく、神戸電鉄の北鈴蘭台駅までさらに歩くことに。
北鈴蘭台からは三ノ宮に出て、二宮温泉にてようやく人心地がつきました。
こんな日でも落ち着いたところで、反省会という名の打ち上げへと流れていくのでした。
みなさま、お疲れ様でした。


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