活動報告 2004年7月~12月

116.夏のハイキング(滋賀県 蛇谷ヶ峰/901m)7/10

天気予報は、雨。集合地の大阪も朝から降っております。
決行か、否か?今回はみなさんに判断を任せました。それでも私を含めて5名が集まり、出発です。
出発するころは小降りになっていたものの、目的地の白倉岳登山口に着くころには、ひどい降りようです。
止む気配もありませんが、ここまできたのだから、ということでコースを白倉岳の向かいの山である蛇谷ヶ峰に変更して、
歩き出すことにしました。こちらでは、往復3時間足らずで行けそうです。
11:50 きのこ研究所前をスタート。

スタート時こそ雨は降っていましたが、次第に小降りとなって、稜線に出るころには晴れ間が広がります。すっかり雲の上に上がったような感じです。

13:10 蛇谷ヶ峰頂上(901m)到着。この青空です。ほんとに天気予報は雨?

約1時間のんびりと過ごした後は、同じ道を戻ります。
14:05 頂上~15:03 登山口。
下山後は、くつき温泉てんくうへ。温泉に入るとすぐに雨が降り出しました。

千里丘に戻って、久々にお好み焼きの二次会で締めました。


117.夏山登山(長野県 八ヶ岳・横岳/2,829m~赤岳/2,899m)7/17~18

ちょうど5年ぶりの八ヶ岳である。前回は、雨のため赤岳頂上を踏むことなく撤退してきたが、果たして今回はどうなることやら…。

7月16日午後10時JR千里丘駅集合。今回はここへ19名、現地1名集合の総勢20名である。
大阪からは貸切バスでの出発。ビール・チューハイ、片手にバスに乗り込む。やっぱ、バスはええなあ。

バスの中で、今回のコース・予定等を説明する。
多賀SAを出て消灯、このあと恵那峡、諏訪湖SAにて小休止。
そろそろ夜が明けようとしている。雨こそ降っていないが、どんよりと厚い雲が広がっている。
諏訪南ICで降りて、一路美濃戸口を目指す。

5時に美濃戸口に到着。バスはココまで。
予定通り現地集合のダットさんとも合流。
ザックと隊備品をダットさんの車に積み込んで、美濃戸まで空荷で歩く。

6:40 赤岳山荘駐車場を出発。
美濃戸の赤岳山荘にて、テント・食料・燃料…等備品をみんなに分配。
頭2つとび出たザックを持った者、鍋をくくりつけた者、パンをぶら下げた者。男女の区別なく、有無を言わせず詰め込む。
さすがにこれだけの人数になれば、大量にあった隊備品もそれなりに収まるのである。

南沢から行者小屋を目指す。

樹林帯の中、気温も高くないがたちまちに汗が流れ出す。
しかし、この汗はいつもの通勤電車の中で流れ出るイヤな汗ではない。
むしろ、日頃の身体の中にたまった不純物が一気に噴出してくるようで、気分がいいくらいだ。

樹林帯を抜けると、展望が開ける。
「もう少しだったよな」希望的観測の希望も大きくなるばかり。
しかし、依然として山すそのあたりから上は厚い雲で覆われている。

9:03 行者小屋到着。ここで標高約2,350m。
先頭より20分以上は遅れたろうか。
すでにテントの設営に入っている。
それにしても、涼しいというよりも寒い。昨日までの大阪の暑さが信じられない。

なにはなくとも、テント設営が終わりまずは乾杯!

ここからは、地蔵尾根を上がり、横岳~硫黄岳を目指すコースで約5時間の予定だ。
ここからの参加の意思を確認すると、みんな行くとのこと。まだまだへばってはないようだ。
ガスでまず展望はきかないだろうが、テント・シュラフ・食材等を置いて、軽荷で出発する。

10:15 行者小屋を出発。
地蔵尾根をたどる。このルートは、美濃戸から行者小屋までの緩やかな登りとは違い、山を駆け上がるように一気に傾斜がきつくなる。
樹林帯を抜け、振り返るもガスで何も見えない。
クサリ場、はしごも現れる。ゆっくり、ゆっくりと歩を進める。
この時、長い隊列はすでにいくつかのグループに分かれていた。
次々に現れる、はしごに階段。地上2600mを超える地点での空へと向かう階段は、なんともスリル満点。

11:24 最後尾のグループ3名、地蔵の頭着。ここで稜線に出る。
雨は降っていないが、霧の中を歩いてきたので、頭はぐっしょりと濡れている。
それにしても風がきつい。ここからは、稜線歩きのため吹きさらしの風の中を歩くことになる。

天候の回復は見込めそうにない。ただ、この吹き荒れる風さえ静まれば、と思いながらゆっくりと進む。
しばらく歩いたころ、後ろから駆けてくる足音が聞こえた。
振り返れば、どこかで見たことのある顔。何と今回のメンバーの一人ではないか!
聞くと、地蔵の頭に出る前に、前とも後ろとも離れてしまったという。
地蔵の頭で後ろのグループをしばらく待っていたが、しびれを切らし、その時地蔵の頭にいた他の登山者グループと一緒に進み始めた。
しかし、そのグループは赤岳展望荘を目指していたのだ。それは、我々が目指す横岳とは反対の方向になる。
赤岳展望荘までは、さして時間はかからない。そこで先に進んでいる仲間を探したが、見つからない。当然である。
そこではじめて気づいた彼女は、あわてて駆け戻ってきたのだ。

私はこの話を聞いたとき、薄ら寒さを覚えた。あまりにも危険すぎる。
強風が吹き荒れ、視界のきかないガスの中ほかにも道を誤ったものがいないだろうか?
天候が悪いことがわかっていながら、登ってくる必要があったか。
しかし、今はただ慎重に進むだけである。

まさに立っているのも厳しいような強風は吹き続いている。
ここまでの稜線歩きでは、西側から吹き上げてくる風をなんとかさえぎる岩場があったが、道は西の谷側へと続くところまできた。しばらく様子を見に行ってみる。
吹き上げてくる風をまともに身体で受け止める状態で、呼吸することさえも苦しく感じられる。
さらに、風とともに吹き付けるガスは、白い煙が渦を巻いて押し迫ってくるようだ。
この状況を見てちゅうちょした。怖ろしさも感じた。

ここに来るまでも、すれ違う登山者にこの先の状況を聞いてきた。
すれ違う誰もが、ここから先のほうが風はもっと強くなるという。
特に、硫黄岳山荘の手前あたりでは、さえぎるものが何もないので歩くのもままならない。
まさに、ほふく前進のように進まねばならなかったと言う。

時刻は12時半を過ぎている。
ここで撤退するかどうかを考えた。
とりあえずは、少し戻った岩場の陰で食事をとることにした。この先どこで食べることができるかわからない。
先のグループの状況を聞こうと、携帯電話から電話をした。しかし、誰にかけてもでない。
そうこうしているうちに、電池がなくなってきたので、電源を切った。
バスの中ではそれほど眠ることができなかったためか、こんなところでも眠気がしてきた。
ご飯を腹に押し込み、しばらく休んでいたが、いつまでもこんなところに居るわけにもいかない。
行くか、戻るか?3人に意見を聞いてみた。
そうすると3人が3人とも「行けるんだったら、行ってみたい。」と、進む意見である。
私はこの答えに、驚きもしたし、恐怖も感じた。
強風のためペースは今まで以上に落ちているし、このままではうまくいっても行者小屋に戻れるのは、6時くらいになるだろう。
しかし、この女性3人のうちヘッドランプを持っているのは、一人だけなのである。

私が怖ろしく思うのは、まだまだ連れて行ってもらうという考え方で、山に来ることである。
地図を見るという事前の準備もなく、コンパスも持たない状況では自分の進むべき方角、今いる位置の確認も難しい。
歩くペースを考えての今後の行程にかかる時間を考えることなく、さらにヘッドランプを持たない装備でありながらも、とりあえずは進もうと言う考え方である。これでは、まさに行けるところまでしか、行けないのである。

12:50 ここで4名は撤退することにした。
前のグループも心配ではあるが、このまま進んでも行者小屋まで戻れそうにないし、進むべきではないと判断した。
目的を達成せずに、来た道を戻るのはまたつらいものである。しかし、無事に戻ることが第一だ。

這い上がるようにして上がってきたクサリ場は、下りもまた厳しいコースとなる。

13:26 地蔵の頭まで戻ってくる。ここからは一気に下ることになる。

空へと向かうようにゆっくりと一歩一歩踏みしめた階段は、一転して地の底までも続くようだ。

強風の中の下りも、樹林帯に入りようやく風を受けなくなった。
14:50 撤退組は、行者小屋まで戻ってきた。
もしかすれば、先頭を歩いていた健脚組なら戻っているかも?との思いもあったが、やはりテント場には誰もいなかった。
遅くとも18時頃には戻ってくるだろう、と思いテントに入り込みシュラフに身体を預けた。
寝不足のためか、すぐに深い眠りに落ちたようである。
その後、何度か目が覚めたが誰も戻ってきている様子もない。
しばらく待つしかないのか…。

一方こちらは、前進組。突風が吹き上げる中の撮影ではありますが、まだ余裕含みでしょうか?

12:20 横岳ピーク2,829m、なんとかここまでやってきました。

その後の、前進組の行動は、13時過ぎ先頭グループの3名が硫黄岳山荘に到着。
その10分後に5名が到着。さらに遅れて4名が到着し、13:30頃ここで12名となった。
この硫黄岳山荘のあたりが、まさにさえぎるものが何もない稜線で、身体がすくんで動けない状況でもあったと言います。
この時点で、日没と突風の状況を考え、このまま前進し行者小屋まで戻るか、この硫黄岳山荘で泊まるかの協議になったようです。
そして、さらに30分後の14時過ぎに4名が到着。ここでようやく16名が一緒になった。
硫黄岳山荘到着最終組の最後を歩いていたダットさんは、まだ4名が未着だということで、猛風のなか、みんなが止めるのを振り切って単身探しに行ったということです。
気持ちはありがたいが、こういう状況での単独行動は十分に気をつけてください。

硫黄岳山荘では協議の結果、山荘泊に決定。
15:00 チェックイン、17:00 夕食。

撤退組のいる行者小屋では、テントの中で待つも18時を過ぎた。
遅すぎる。まだ明るさは残るものの、誰も戻らないとはどういうことだろう。
携帯電話の電源を入れてみる。電池残量はわずかであるが、メール受信を確認した。
「連絡;PAO避難中です。強風の為進退出来ず硫黄岳山荘にて12名避難中です。連絡ください。」とあった。
少し安心したが、12名?こちらに4名だから4名足りないではないか!
送信時刻は13:16となっている。電池がもう少しあれば、地蔵の頭でも連絡が取れたかもしれない…。
「四名戻っております。」との返信をしたあと電話をかけてみた。
しばらくのコールの後、つながった。「どうだ?そっちには何人いる?」
「16名おります。」との返事。これでようやく、ホッとした。

テントで休んでいる3人に状況説明。みんな安心したようだ。
それならばということで、すぐに夕食の準備に取り掛かる。
ここまでみんなで担ぎ上げてきた食材は鍋の材料だ。
野菜に鶏肉、スープにラーメンを集める。
それに全員の安否も確認できたことだし、ということで林檎のお酒も少々拝借。
すっかり日も沈み、今頃から調理しだすのは我々ぐらいのようだ。行者小屋横のテーブルも空いている。
スープに食材を放り込み、まずはカンパ~イ!おっつかれさまでした~!
それにしても寒い。鍋でよかった!
鍋をつつきながら、酒も進む。次第にヒートアップ!
「もう休まれている方もおられますから…。」と、山小屋から注意を受ける。
「すいませ~ん。」と最初は小声になるが酒は進んで、すぐに声はでかくなる。
これ以上はダメだ、と場所を山小屋から離れたところに移動。
寒い寒いといいながら、酒を温めながら話は続く。
ようやく林檎酒もなくなったところで?宴も終了。果たして、明日はあるのであろうか?
この時点では、明日は予定通り赤岳を目指そう!ということであったが…。

テントに入るとすぐに降り出した雨は、激しさを増すばかりであったが、眠りはすぐに訪れた。
一夜明けて。5:30 雨は上がっているようだが、昨日と同様ガスでかすんでいる。
隣のテントに声をかけてみると、「行きま~す!」とのこと。元気だ!
パンを水で流し込み、朝食終了。
硫黄岳山荘宿泊組は、6時過ぎに小屋を出たとのメールが届く。

6:40 撤退組4名、行者小屋を出発。
文三郎尾根から赤岳を目指す。

今日もまた急登が続く。見上げんばかりの階段ばかりだ。

もう少し。ここからは岩肌をよじ登るようにして、頂上を目指す。

8:40 ついにやってきました、赤岳ピーク2,899m。
先ほどまでかかっていたガスも、赤岳頂上の上には青空が広がりだしました。

4名登頂です。昨日撤退しているだけに、喜びもひとしお。
ようやくの晴れ間ですが、今日の行程を考えるとゆっくりしている時間はありません。
8:55 靴ひもを結びなおし、早速下山にかかります。

6:55 小屋泊組も硫黄岳頂上(2,760m)に到着。しかし、本日もガスがかかり展望はなし。

小屋泊組の行程は、4:30起床~5:00朝食~6:15出発~8:45行者小屋着

赤岳登頂組は、「時間がない」ということで、休む間も与えられずに一心不乱に行者小屋を目指します。
赤岳頂上ではわずかに晴れ間も見えておりましたが、少し下ってくれば再びガスの中へと迷い込みます。
そうしながらもどうにかこうにか行者小屋まで戻ってきました。10:05。

そこで見たものは?
そうです、懐かしい顔ぶれです。それも鍋を中心に車座になって顔色もよく盛り上がっておりました。
いやあ、みんな無事でよかった、よかった。
昨日の話をじっくりと聞きたいところではありますが、今日は大阪まで戻らなければなりません。
まずこの時点で撤収を11時と決定しました。
食べた人からテントの撤収、ザックのパッキングへと行動を開始。
赤岳登頂組も撤収作業の合間に鍋をいただきます。
そして、予定通り11時には撤収完了!う~ん、このへんのキビキビした行動はすばらしい。

11:10 行者小屋を後にします。ここからは時間との戦い。ハイペースで山を駆け下ります。

美濃戸までもう少し。みんな余裕の表情ですねえ。

美濃戸へ到着。
先頭集団は12:20に赤岳山荘駐車場へとたどり着きました。
早速ダットさんの車に乗り込み、まずは第1陣が美濃戸口へと下ります。
その後、三々五々と到着。ここにザックを置いて、「美濃戸口まで走って下りてください。」との指令が飛びます。
ザックは再び戻ってくるダットさんの車で回収する計算です。
最終組が美濃戸を出発するのと同じ頃、ダットさんが戻ってきました。
全員のザックを積み込んでみんなを追いかけます。

美濃戸口まで戻ればバスに乗り込み早速温泉へ向かいます。
時間が押しているためあわただしい行程となりましたが、なんとか温泉は1時間確保。
2日間の汗を流した後は、再びバスへと乗り込み一路大阪へ向けて出発です。

諏訪湖SAにて。ここへきてこの天気。う~ん、うまくいかないものです。

車内では、この2日間の感想や出来事、反省を話し合っておりましたが、
高速に乗る前に買い込んだ酒が回ってくると、カラオケ大会に突入!
なかなかに疲れを見せないメンバーには驚きです。

なんとか電車のある時間に大阪まで戻って来れました。
それにしてもみなさまお疲れ様でした。
八ヶ岳は天気のいいときに再挑戦といきたいところですね。

<今回参加者からの感想です。>
【15-197 うっちー】
登山企画参加も今回で4回目、去年のあの辛かった槍ヶ岳登山から早くも1年たったことを感慨深く思い。また、いつもの登山企画では考えられない20人もの参加、何よりも雨男K氏の復活をうれしく思いながら登山開始。登山道は急な登りもなく登山企画初参加の人でも行けるように良く考えてるなーと関心しつつも、本人はバテバテ、気温はちょうど良くザックもいつもの登山と変わらないくらいの重さであるのに足が重い。息が切れる。おじさんおばさんに抜かれる自分を情けなく思いながらもなんとか行者小屋のテント場に到着。日頃の不摂生を反省させられた。
行者小屋からは荷物なしでハイキング気分。とはいえ3000m級の山、稜線までの登りは急だし稜線は鎖場、梯子場が各所にあり風も強く結構大変。でもこういう道を歩くのもまた楽しい。残念ながら霧のため景色は見えなかったものの悪路を楽しみつつ横岳に到着(12:20)。次は硫黄岳だと勇んで出発したものの霧が濃くなり風も強くなる。バラバラにならないように注意して歩く。風はさらに強くなり歩みがのろくなる。このくらいの風では大丈夫だとは思うもののやはり立山でのことが思い起こされる。なんとか硫黄岳山荘に到着(13:30)。30分後、さらに4人到着し全員で16人になった。ここで外の風も止みそうにないので小屋泊まりに決定。夕食後、リーダーからの電話で全員の安否が分かり胸をなでおろした。ここからはカンパして買ったワインを飲みながら盛り上がる。持ってきた鍋を食べられないのは残念だがなんだか合宿をしているようで楽しかった。
夜の間はずっと暴風雨であったが朝になると霧と風は少しあるものの下山できそうである。硫黄岳山荘を出発(6:20)。霧が出ているため離れないように注意して歩く。ほどなく硫黄岳山頂に到着(6:55)。霧のためお鉢が見えないのが残念だ。赤岳鉱泉まではひたすら降り8:10に到着。温泉に入るつもりだったのに15:00からしか入れないとのこと仕方なく行者小屋へ向かう。8:40に行者小屋に到着。すぐに飲みながら鍋の用意をはじめる。鍋の後は慌ただしく下山して温泉へ、その後はバスで飲みながらカラオケ。赤岳山頂に立てなかったものの今回も楽しい山行きでした。

【15-190 みわこ】
大人数での登山、全員が無事に怪我もなく帰ってくることができて本当によかったという思いと、一歩間違えば大きな事故につながったかもしれないということへの反省の気持ちを強く持ちました。
私自身、南沢から行者小屋への荷物を担いでの2時間は、何度もふくらはぎが攣り、これ以上は進めないのでは、と感じていました。前日にバスの中で足を冷やしてしまったことを反省しつつ、行者小屋から横岳に向かう登山は止めにして、テントで待っておこう、と本気で思っていました。行者小屋で持参したテーピングを両足に貼り、なんとか動かしやすくなったので、参加することができましたが、当日に向けての体調管理が不十分であったことを反省しました。
行者小屋から横岳までの途中、前のチームから離れてしまったリーダーたちが気になって、前のチームが行った後に30分ほど次のチームを待ってみましたが、一向に次のチームが現われる気配がなく、自分も1人はあまり良くないと判断し、急いで1つ前のチームに合流するために早足で歩きました。地図と足元の目印に注意しながら歩きましたが、さすがに1人は不安で、風も強くなり、身の危険を感じたところで合流することができました。
合流してからも突風で、視界も悪く、本当に少しずつしか進めず、一緒にいた人たちとひとまず山小屋に非難することになりました。すでに前のチームが到着していましたが、到着していない人も数名いたので、そのことが気がかりなままでした。祈るような気もちで待っていたところ、30分たって4名が到着しましたが、のこり4名との連絡がなかなか取れなかったので、怪我でもして動けないのではないかと不安な気持ちでいっぱいになりました。不安が頭をよぎりながらも、「リーダーは危険なことはせず、みんなの安全を考えて行動しているはず」と、強風の中、無理して登っていることよりも下山して安全でいてくれることを信じて連絡を待ちました。
16名が山小屋での宿泊を決めて休息をとっていたところにリーダーからのメールが届き、無事が確認されてようやく不安が消えました。喜びとともに、大人数での登山や、不測の事態に対するあり方や、参加するひとり一人の姿勢について、考えさせられることが数多くありました。
安全に登山を行なうには、事故への予防策など、せめて自分自身に関することは、自己の責任としてひとり一人が考えなくてはならず、それは、備品の準備を含め、心構えや下調べ、体力づくりといったものまで含んでいると思います。
登山に経験の浅い私たちが、無事に登山を終えるために、表面的に見える部分でも見えない部分でも、リーダーや登山の経験者の方々が支えてくださっているということを忘れず、自分達にできることは準備なども含め、最大限に努力して参加することが大切だと感じました。ひとり一人が、下調べをした上で、自分の体力を判断し、決して無理をしないこと(山は逃げませんから・・・リーダーの言葉)、連れていってもらっているのではなく自ら参加しているという意識を持って積極的に行動することが、安全でみんなが楽しめる登山になるのだと思います。

【15-215 すがっち】
すごかったです。あの風は。死ぬと思いました。
こんなことを言うと、これからPAOに入会しようかと考えている人が考え直すかもしれませんが、本当に風で飛ばされて死ぬかと思いました。
今までいろんな山に行きましたが、横岳~硫黄岳の尾根で受けたあの風は、これまで体験したことのない風でした。『クーラーの利いた部屋でビデオ観ながらごろごろしていたほうが良かった。』と風に吹かれているときは思いましたね。
それでも、なんとか辿り着いた小屋(硫黄岳山荘)に泊まることになり、2階の大部屋をほぼPAOで占領し、みわこさんの非常食であるチョコレートを食べながら山の話や旅行の話をしたり、夕食のとき自分の目の前にお櫃があったためにご飯よそおい係になったり、夕食後は寝床でワインを飲みながら好きな芸能人の話で盛り上がったり、と何だか修学旅行みたいで楽しかったです。
翌日は、前日にできなかった鍋を肴に朝っぱらからみんなで酒盛りですわ。焼酎やブランデーを空の下で朝から飲めるなんて、最高ですな。
山の楽しさは天候だけじゃない。天候には恵まれなくても、仲間とこうした時間を共有できることが本当の山の楽しさなんだな、と思いました。

しかし、この楽しさは皆が誰一人欠けることなく無事に下山できたからの感想である。今回のことで、誰もが自然の恐ろしさを実感したことでしょう。山をなめてはいけませんね。本当に。リーダーやみわこさんも書かれていましたが、各自が「連れて行ってもらっている」という考えをなくし、万一に備えて装備なども確認する必要があることを再認識しました。大学時代のサークルでも、「連れて行ってもらっている」考えのメンバーが多く、執行部のときに苦労した経験がありながら、今回自分自身が新入りだからということで「連れて行ってもらっている」感覚が多少なりともあったことは否めず、装備に至っては、ヘッドランプと非常食を置いてきてしまい、さらに手袋を持ってこなかった、というお粗末さで反省しきりです。今後は新たな気持ちで山に挑みたいものです。

【11-147 森川】
時間の流れは早いもので、今回の八ヶ岳登山ではとうとう名簿の一番上に名前が載ってしまいました。3000m級の登山は無論今回が初めてではなく幾度となく参加したことはあったのですが、参加人数「20名」もの大所帯での登山は初めてで、一旦参加表明したものの人数の多さを聞いて参加止めようかと悩みました。
それは、日頃から努力or真摯に登山行き考えられてる方ばかりではなく、栗原さんを観光ガイドと勘違いし興味が有るので「来たいからきました」「重い荷物は自分が持たなくても誰か持ってくれるやろう」「自分は何も考えず付いていけばいい」の他力本願系の方と一緒に行動するのは大きな恐怖感があります。(心当たりのある方は「学習」して次に活かして下さい)

さて、本編の登山ですが今回は「日差しとの闘い」と意気込んできたのですがキャンプ場までは樹林帯が続き木陰が多く気温も低めだったので非常に「楽」な行程でありました。
キャンプ場到着後テント設営し、本格的登山へと入るのですがテント設営後「ダラダラ」し過ぎ!!己の体力と本日の行程・気温が低く身体を冷やし易かった状態を考えると設営後、一刻も早く出発するべきでしょう!のん気にお湯沸かしてお茶飲んでる時間は無いはずです!行者小屋~地蔵頭~横岳へと向かい、地蔵頭までは周りに登山者の方は多く見られたが、徐々にすれ違う人も減り始め今にして思うとヤバソウなサインではありました。
強風の中を多分一時間弱ほど歩き13:00ごろ山荘到着。ここで宿泊or進行、悩みどころでありました。重たい思いをして担いできたテント以下、お酒その他快適グッズが小屋泊すると全て「無駄」になってしまいます。また、「強風」ではあるものの「落雷」はなく最大であと一時間ほど歩けば樹林帯に辿り付けることは判っていました。しかしながら不安がるメンバーもいる中で無理に決行し万が一怪我でもさせたら栗原さんにあわす顔がなく大袈裟ですが「冒険の原点は生きて還ってくること」でもあるため小屋泊まりにいたしました。参加回数が少ない方はこんな時、自分の意見を言いにくいと思いますが自分の体力を考え「無理」だと判断した時はたとえ大勢の方が進むと言っても「自分には厳しいので自分一人でも残ると」言える勇気を持って下さい。自分の命は自分で守るしかないのです、極限下では誰も助けてくれません。また無理について行って怪我をしても他人のせいには出来ません。全て自己責任になるのです。

小屋では幸いなことに大部屋をほぼ我々だけで占拠することができ快適に過ごすことができました。翌日、風は止んだもののスッキリしない天候の中下山し一路温泉へ~
毎度?のことながら温泉へ着くとすっかり晴天に・・・思えば去年の槍ヶ岳も山頂では雨風でになにも見えなかったのに下山し温泉へ入ると、途端に素晴らしい天気&展望になっていたように思います。八ヶ岳自体は天候さえ良ければ高山植物も多く、稜線沿いのコースが多いためまた来てみたい山であります。
僭越ながら、今回の登山を各位自分なりに検証し反省し次回へ、つないで行ければと思います。

【13-173】
今ごろになって深く反省しています・・・。
本当に、何も考えずお気楽に参加してすみませんでした。
山に登って、何が怖いかもわからず、ついていけばいいや、遭難なんてするわけがない、普通に山に登るくらいの体力はあるはず・・・と思っていました。
活動記録を見て、リーダーやベテランのみなさんがあの時そんな風に思っていたことを知りショックでした。恥ずかしくて合わせる顔がありません・・・。
地蔵の頭手前のがけの、あの強風は本当に怖かったです。疲れて休みたいなと思っても休めなくて、前の人に追いつけなくて、少し休んだら後ろが来ると思って座ったらいつのまにか誰もいなくて。良く覚えていないですが、休んだのが道から少しそれたのだと思います。前の人と間があいてきたら、声を掛けるべきでした。ほとんど参加していないため知らない人が多く声を掛けにくかったのです。たぶんお互いに、それと私の性格によるところもあると思います。
それと、分かれ道では誰かが待っていてくれると思い込んでいました。それは他人に頼りすぎだったのでしょうか。私には地蔵の頭がどこなのかわからなかったのです。分かれ道に矢印の表示があったのはわかったのですが、分かれ道には誰かがいると思い込んでいたので、まだ道なりに行くんだと思い込んでしまったのです。
私の勝手な思い込みと行動で、みなさんに大変なご迷惑をおかけすることになるところだったと、今更強く思っています。

登山は、天気がよければまたやってみたいと思っていますが、あんな風の中は怖いです。
次回は自分が登る気持ちで気合を入れて行くので、また参加させてください。
といいつつ、あまり参加できないのですが・・・。秋のハイキングにでも行けたらいいなあと思っています。よろしくお願いします。・・・こんなにたまにしか行かないのに、参加していいのでしょうか・・?

【15-213 ダットさん】
今回の八ヶ岳ツアーは、通常では体験出来ない悪天候の中の山行となり、始めての方々には辛く大変なものがあったとは思いますが、その中で、私は2つ の大切な事に気が付きました。
1.多人数での山行の場合、大まかなグループ分けと、それぞれのグループに付くリーダーの必要性。
2.‘戻る勇気’を持ち、それを遂行できる人が、少なくとも2人は PAOに居ると言う事。
1つ目は、実は私が PAOに参加し始めた頃から考えていた事です。
インターネットを元とした幅広いジャンルの人々が集まるサークルである限り、山に対して色んなレベルの人々が集まって来ますよね?
そうなると、当然の如くそれぞれの歩くペースも違い、全体がバラけます。
すると、どうしても初心者の方は、無理して周りに合わせるか、置いて行かれて孤立してしまいます。
それも経験。そこから勉強する事もいっぱいありますので、学んで頂きたいのですが、やはりそれには、経験者の影のサポート が必要だと、私は考えます。
今の PAOには、リーダー以外にもそれが出来る方が確実にいます。
経験者の皆さん! これを期に、今までよりもう少しサポートにまわってみませんか?
そして、まだ山に慣れていないと思っている皆さんも、ただ連れていってもらおうというだけではなく、山に行くのに自分には何が必要で、何が足りないかも考えてみませんか?
2つ目は、いつも黙ってシンガリ(ケツ取り)を努めているリーダーと小屋泊を決めた方です。
今回の出来事で、私は、より一層の信頼をリーダーに感じました。その理由は、最後の3名を引き止めてテント場に安全に連れて戻った事です。
そして、本人はあの悪天候の中で行動出来る程の能力を持ちながらも、小屋泊をプッシュした方。
この2つの出来事は、登山をするに当たって、とても大切な意識を表していると、私は考えています。この2名の方がいれば、これからの登山企画も安全に遂行出来ると思います。
自分自身の反省は、小屋泊に備えて財布を持ってなかった事と、ケータイも持っていなかった事、それから、後ろの方々の様子を見るために戻る事を、先に行っていた方々に伝えなかった事、この3点は重大な過失と捉えています。
例えベースキャンプからの軽装登山だとしても、最低限の装備は持って歩かねばならないですね。
そして、同行した仲間と離れる時には、必ず連絡を怠らない様に、これからはします!


118.真夏のハイキング(滋賀県 白倉岳/950m)8/7

先月は雨のため、変更となった白倉岳ハイキング。
今回は天気予報でも雨の降る様子はなく、14名の参加となりました。
しかし、車が湖西道路に入る頃、目指す方向にはどんよりと厚い雲。
そして、ついに湖西道路を下りる頃には降り出して来ました。
さすがに彼が参加しているだけあって、降り方も尋常ではありません。
まさに土砂降りというか滝の中を走っているような感じで、私もこれまでこんな中で運転したことはありません。
ワイパーが追いつかないのです。これでは、さすがに今日はダメかな・・・と思いながらもいまさら引き返すわけにも
いかず、とりあえずは登山口を目指しました。

そうこうしている間に、あれだけ降っていた雨も小降りとなって登山口に着くころには晴れ間も見えてきました。
と、いうことで予定通りハイキングスタート。11:10村井を出発です。
スタートするもつかの間、すぐに急登が始まります。

13:25 白倉岳ピーク、949.9m到着。

どこからか、アマゾネス!との声も…?

今日はすっかりバテた前田君。グロッキー状態です。


119.古座川カヌーツーリング&ハイキング(和歌山県 古座川~嶽の森山/360m)9/4~5

和歌山県は古座川までやってきました。今回は総勢17名です。
本州最南端の串本をさらに越えた先というのは大阪からでもかなり遠いイメージですが、大阪を深夜発で高速を乗り継ぎ現地着は3時過ぎとなりました。

仮眠をとった後、スタート地点の鶴川橋から10時半ツーリング開始です。
朝方は雲が広がっておりましたが、日が昇るにつれ気温も急上昇。
スタートする頃にはすっかり夏の陽気となっておりました。

初挑戦でもすぐに慣れます。

のんびりツーリングにすっかりリラックス。

川にも飛び込んじゃいました。

おおっ!今日はいい天気じゃないか!
いや、まだこの人のホントの力はこれからだ~。雨天率90%を超える男!

ベテラン組は快調に下ってきました。

さてさて、調子よく下ってきたのもここまで。雲行き怪しく。ついに降り出した雨はとどまるところを知らず、土砂降りに。すっかり身体も冷えてきて、カヌーツーリングどころではありません。
あとは、ひたすらにゴール地点を目指してパドルをこぎ続けます。

何とか上陸。腹も減ったが、まずは身体を温めるため温泉へ突入。
そのあと食材を調達して、キャンプサイトまで戻ってきました。
今日は今から宴会スタートです。

すがっちの包丁さばきにみな心配そう?

ちゃんこ鍋に海鮮バーベキューに刺身も出ました!

あとはひたすら飲み続け…。

古座川の河原がキャンプサイトです。キャンプ場ではないので、テント設営は自由です。

一夜明けて…。ああ~、疲れた。

爽やかな朝を迎えました。

飲んでるばっかりじゃありません。しっかり働いてますよ~。

嶽の森山へハイキングに出発!低山だと少し甘く見ていました…。
これはハイキングか?探検隊は進みます。

それでもなんとか頂上らしいところにたどり着きました。

ここはどこじゃ?

愛艇カトリーヌ号を前にして。


120.初秋のハイキング(滋賀県 皆子山/971m)9/18

本日の参加者23名。貸切バスにてやってまいりました。足尾谷橋をスタート。
全体写真のはずが、ひとりタイミングをはずして後方に写っております。

渡渉を繰り返すということで、みんなスパッツを着けてのスタートです。

沢沿いにゆっくりと進んでいきます。

沢沿いの道は気分もいいですね~。

なんとも大きな木ですねえ。

沢を離れて、いよいよここからは本格的な登りに入ります。

京都府最高峰・皆子山頂上971.5mにて。
ああ、またしてもBADタイミング…。


121.秋山登山(長野県 北八ヶ岳・天狗岳/2,646m)10/9~11

大型台風マーゴンが接近する中、予定を半日遅らせて9日午前に大阪を出発。
雨の中を山梨県へと車を進める。
本日は移動日となったため、白州町のサントリーウィスキー工場立ち寄りを試みたが、台風のため閉演が早まり望みはかなわず。
本日の宿泊地となるキャンプ場のバンガローで夕食の準備をしたあと温泉へと向かう。
明日の天気はどうなることやら…。不安と期待が高まる中、焼肉の宴は続く。

4時起床。天気予報は晴れのようであったが…。小雨が降っている。
木曽駒荘宿泊組との合流もあり、鳳凰三山登山口の青木鉱泉へと向かう。
途中、木曽駒組から連絡が入った。「土砂崩れにより通行困難。もう一方の経路から登山口へと向かう。」とのこと。
そうなれば同じルートから登山口を目指すことになる。ということで途中で合流、7名が揃った。
し、しかし、このルートも土砂崩れにより通行不可能。やむなく、鳳凰三山をあきらめ計画を練り直すため街まで下りることにした。

道の駅で一息ついてしまうと、すっかりモチベーションは下がってしまった感じである。
朝食を食べている間に、昨日行けなかったサントリーウィスキー工場へ言ってみたいという意見が盛り上がる。
だらだらとなってきているところで、まずはみんなの意見を取り入れて立ち寄ることにした。

工場見学を終えるともう昼前。これから目指すは、北八ヶ岳方面へと決めた。この時間では、あまり選択肢がない。
まだ温泉に立ち寄りたいという意見もあったが、これは却下。これではずるずる行ってしまう。
登山地図を購入し、北八ヶ岳の登山口麦草峠を目指す。目的地は天狗岳。1泊2日のコースだ。
ヴィーナスラインを上がり登山口を目指すが、折りしも台風一過の3連休中日。麦草峠から白駒池を目指す観光客で道路は大渋滞。駐車場に入るチャンスを失ってしまった。が、なんとか、登山口から少し離れたところに駐車。
共同備品を振り分け、いよいよ登山開始。時刻はすでに14時過ぎ。午前中はあんなに晴れていた天気も雲行きが怪しい。

はじまりは、いつも雨…。

白駒池は紅葉目当てか、観光客でいっぱい。しかし、登山道に入れば時間も遅いためか登山者もおりません。
ゆっくりと歩くこと約1時間半。15:32 高見石小屋に到着。
雨も降っているし、日も暮れてきた。今日はひとまずここでテント泊です。
まあ、一息つこうと高見石小屋でビールを飲んで休むことにした。
しかししかし、なんだここの小屋番は!
ビールを飲んでいるところへ、いつまでもゆっくりしていないでとっとと出て行け…と。
テント客はそとでやってくれと、客を客とも思わない態度に言動!
こんな接客をする山小屋があるのか?
すっかり気分が悪くなり小屋を出た。

テントサイトで夕食の準備である。本日のメニューは、とり鍋。
日が暮れるにつれ気温は下がる。あたたかい鍋がうまい!
うどんにほうとうも食べて腹いっぱい。

食後はテントに全員が集まって、宴会を続ける。
さすがに4人用テントに7人も入ればいっぱいだが、すぐにあたたかくなってきた。
ウイスキーに焼酎を飲みつつ、みんなの話に盛り上がる。
明日はどうするかなあ…。雨ならやめましょか…。

5時起床。風はあるものの雨は降っていなかった…、ちょっと残念?
6:33 テントはそのままに、空荷で高見石小屋をスタート。

すっかり黄葉しております。ここからのながめはいいですねー。

8:36 天狗岳(東峰/2,646m)到着。

キッパリ宣言!

今日も走っております、この二人。

8:58 天狗岳より下山開始。9:55 黒百合ヒュッテ~11:27 高見石小屋。
下山してから昼食をとることにして、まずはテント撤収。12:01 高見石小屋を後にする。
13:17 無事下山。ここまでくると昼食よりも先に温泉ということになった。

入浴と食事を済ませ、一路大阪へ。渋滞もあってすっかり遅くなってしまいましたが、何とか電車のある時間に大阪まで戻ってきました。
今回当初予定の南アルプス・鳳凰三山へ行くことができませんでしたが、北八ヶ岳のテント山行もなかなか楽しめました。鳳凰三山は再度リベンジ企画いたしましょう。
みなさん、お疲れ様でした。


122.晩秋のハイキング(兵庫県 段ヶ峰/1,103m)11/13

1年半振りに段ヶ峰やってきました。前回は、段ヶ峰登頂が果たせず、途中撤退となったため今回再挑戦です。
ルートを変えて、と思い林道を車で上がりかけましたが、舗装されてない林道は石や岩がごろごろ。
「グワン、ゴンッ!ブワキッ!ドーン!」と車の底から、鈍い音が…。車からも運転手からも悲鳴が聞こえてきます。
がけ崩れもあって、やむなくルートを変更。前回下りてきた、杉谷コースを上がります。
今回もスタートが遅くなって、12:56出発!

13:44 フトウガ峰(1,082m)に到着。とりあえずは、ここで遅い昼食。
ここからは尾根伝いに段ヶ峰を目指します。

14:46 段ヶ峰(1,103m)到着。ゆっくりするまもなく、写真を撮ってすぐに下山にかかります。

段ヶ峰頂上からは、約20分で林道まで下りれました。

台風の影響か?さすがにこんな岩が落ちていれば林道も通行止めになります。

車で引き返した地点。やはりこれでは通れないか。

林道を約1時間歩いて車を停めた地点まで戻ります。

下山後の立ち寄り温泉はかさがた温泉へ。
解散後の2次会は、鍋がいい!ということでちゃんこ鍋やで宴会となりました。


123.2004忘年会(滋賀県志賀町)12/18~19

待ちに待った?年に1度の飲み会企画、忘年会。今年は17名の参加となりました。
昨年に引き続きうどん打ちに挑戦。しかし、今回は指導者は欠席?レシピを頼りに作ってみます。

さ~て、宴会の準備も着々と進んでおります。
今年も焼きガニ、カニすきのカニかに祭りに、あだちん差し入れのジンキスカンでスタートです。

早くも?すっかり出来上がっちゃいました。しかし、夜はこれから…。

ついに、すがっちも三十路クラブの仲間入り!ケーキのローソクも激しく燃えておりますねえ。

エンドレスの人生ゲーム。果たしていつまで続くのやら…

一夜明けて。今年は餅つきに挑戦です。果たしてうまくつけるかな?

回数を重ねるほどにコツもつかんできました。

おっと、こちらはぴったりと?息のあった餅つきですね。しかし、何ではだしなんでしょうか?

無事に今年の忘年会も終了と相成りました。
みなさま今年も1年お世話になりました。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。


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