299.冬の北アルプス雪山体験(岐阜県~長野県 鍋平高原~西穂高・丸山)1/3~1/4
冬の北アルプス雪山体験として、鍋平高原でのスノーシュー、西穂高は丸山まで歩いてきました。
14:54 新穂高ロープウェイにてしらかば平駅まで上がって、鍋平高原をスノーシューで歩いてみます。
まずは、こんなところから歩いてみましょう。
もちろん一般的なルートではありませんが、雪の上ですので、好き勝手に歩いてみます。
平坦な道なら快調に歩いてゆけます。
しかし、登りになれば、一気にスピードが落ちてしまいます。
『あぁ、ついて行けねえ。もう帰りたい…』
お手軽企画よりも、ちょっとキツイ方が好きな、TEAMストイック!
下りは、また楽し。スノーシューがあれば、ふかふかの雪の上も自由に歩き回れます。
16:30 ロープウェイの最終便にて下山です。1時間ちょっとのスノーシュー体験でしたが、なかなか楽しめました。
下山後は、本日のお宿、平湯温泉の栄太郎へ。
もう、何度もお世話になっている民宿ですが、何度来てもいいところです。
美味しい料理が次々に登場し、ビールを飲んでいる暇もないほど。
さてさて、明日はどうなることでしょうか。
朝から降りしきる雪。一晩で積雪は20cmほどにもなっている。
気持ちがなえるところを、ぐぐっと引き絞って、行けるところまで行ってみようと出発。
まずは、新穂高ロープウェイにて、西穂高口まで上がります。
10:23 西穂高口より出発。
この駅周辺は千石園地で雪の回廊となっており、観光客の姿も見られます。
ここからは登山道となって、雪山装備をした登山者だけの世界となってきます。
このあたりまでは、アイゼン・スノーシューなしでも歩ける感じ。雪の中で遊びながら進みます。
雪の重みでか、木がきしむ音が聞こえてきて、今にも倒れてくるんじゃないかと思えます。
11:34 西穂山荘に到着です。
ゆっくりしたいところですが、時間もそれほどないことから、まずはここから丸山までを目指します。
西穂山荘までのルートとは、まったく様相が変わってきました。
強い風が吹きつけ、トレースも見当たりません。
真っ白にしか見えない中を、数メートルごとに突き出ているポールのみを頼りに進みます。
12:24 ついに丸山にまでたどり着きました。
西穂独標を目指しておりましたが、この吹雪では、とても行けそうにありません。
今回は、ここで撤退することにしました。
来た道を戻るにも一苦労。
風雪は益々強くなってきます。
視界は30m程度でしょうか。ちょっと立ち止まっていると、前を歩いている人すら見失いかねません。
西穂山荘からそう遠くないところにいるはずですが、方向を見誤るとどこにたどり着くのかわかりません。
12:44 ようやく西穂山荘が視界に入ってきました。
雪山体験にふさわしいと言うか、何と言うか、いずれにしても貴重な体験となりました。
寒暖計はマイナス10℃を指しておりますが、ここまでくればホッとします。
先ほどの、吹き荒れる風の中での体感温度は、何度ぐらいだったのでしょうか。
西穂山荘に入って休憩です。風がないというだけで、落ち着きます。
栄太郎で作ってもらったお弁当をここでいただきます。
13:59 帰ろう!
相変わらず吹雪いておりますが、帰ることにしましょう。
14:07 こんな雪山も楽しいもんです。
14:50 千石園地まで戻ってきました。
14:55 生還!
厳しい天候でしたが、無事に西穂高口駅まで帰ってきました。雪山を堪能致しました。
15:13 新穂高ロープウェイにて下山です。
本日の立ち寄り温泉は、いつもの平湯温泉『ひらゆの森』へ。
ゆっくり温泉に浸かって、17時40分には帰路へとついたものの、高速に入れば雪のためか大渋滞。
一般道を迂回しながら走るものの大阪で終電のある時間にはたどり着けず。
結局、みなさんを回送して私が家へと着いたのが午前3時となりました。新年早々お疲れ様でした。
300.ダイヤモンド富士&入笠山ハイキング(山梨県 竜ヶ岳~長野県 入笠山)1/7~1/8
ついにPAOの活動も300回目を迎えた記念すべき企画。
1年のうちでもある一定の期間にしか見ることのできないダイヤモンド富士、そして山頂からは360度の大展望が広がる入笠山へのスノーシュー企画として、300回目にふさわしい企画を考えたものの、なぜか参加者は2名。
告知が遅かったのか?日程がまずかったのか?はたまた、企画自体が悪いのか?
いや、考えてみてもしょうがない、自信を持って作った企画、臆することなく、いざ出発!
ああ、しかし山梨まではちょっと遠いぞ!目指す、山梨県は竜ヶ岳頂上から見られる富士山頂から上る日の出は7時40分頃とのこと。
大阪から竜ヶ岳の登山口までは約400km。登山口から山頂までは、約2時間。
金曜夜出発で、徹夜運転でほぼ眠ることなく、登山スタートになりそう。
相変わらずの強行軍でございます。果たして、どうなるか?
関西での日帰り霧氷ハイキングと言うことで、滋賀県は綿向山へと行ってきました。
先週の山梨県竜ヶ岳、長野県の入笠山では、雪は少なかったのですが、さてさて関西ではどうでしょうか?
302.マキノ高原スノーシュートレッキング(滋賀県 マキノ高原~寒風)1/15
303.北八ヶ岳スノーシュートレッキング(長野県 縞枯山~茶臼山・車山)1/21~22
恒例の冬の北八ヶ岳スノーシュートレッキングは、またまたピラタス蓼科スノーリゾートから縞枯山~茶臼山へ。翌日は、霧ヶ峰高原の車山を目指します。
つい最近まで雪があるかどうかと心配しておりましたが、ここ2~3日で雪もたっぷり積もったようです。
ロープウェイを下りるとあっという間に銀世界。ここから縞枯山荘方面へと歩き出します。
まだまだこのあたりはフラットで歩きやすい。スキーで来られている人も多くいます。
冬でも営業している縞枯山荘。
ここが縞枯山への分岐となります。
一気に雪が深くなって、斜度も増してきます。
縞枯山登頂です。ここからは、展望は開けません。
縞枯山らしい独特の様相となってきました。
どうしたことでしょう、倒れている人と眺めている人が…。
どうやら倒されて雪に埋められそうになったとか…?犯人は…。
展望台へとあがってみます。
天候はイマイチですが、ここからは展望が広がります。
いったん下って、茶臼山を目指します。
茶臼山への分岐点ですが、茶臼山方面にはトレースがありません。
ここは、くぐるか、越えるか?
茶臼山頂上です!
霧氷も見事な具合に成長しております。
ずいぶん高い山へと登ってきた感じですね。
吹雪いてくると一気に視界は効かなくなって、体温も奪われます。
今回はガスバーナーにしましたが、やはり火力が心もとない。
ガスカートリッジを手で暖めながらの調理となります。さて、何ができるのでしょうか?
またまた、ぜんざいを作ってしまいました。
手軽でありながら、身体も温まって美味しいです!
縞枯山から茶臼山を周回して、坪庭まで戻ってきました。
もちろんスノーシューは、下りが楽しいので、ロープウェーに乗ることなく、冬山登山道を下ります。
無事に下山。本日の行程終了。お疲れ様でした。
本日のお宿は、もう何度もお世話になっている、白樺湖水源荘です。
夕飯時間になっても、みんな集まらないので、宴会がスタートできません。
10:36 本日は、霧ヶ峰高原の車山を目指します。富士見台駐車場よりスタート。
トレースがなく、スノーシューを履いていても膝まで埋もれながらのラッセルが続きます。
吹雪いてくれば、真っ白け。目標物となるものもなく、ただただ上を目指して歩くのみ。
一歩一歩がこんな感じ。50cm近くは沈み込みます。
11:51 何とか展望の開けるところまで、登ってきました。
11:58 車山登頂です!360度の大展望が広がりました。
八ヶ岳から富士山、南・北アルプス、御嶽山、浅間山…と、絶景が広がります。
こちらは昨日登った、北八ヶ岳方面。
13:08 昼食をとって、景色を堪能しながら下山へとかかります。
スノーシューは、下りがまた楽しい!我々の歩いてきた道が、しっかりと1本の道となっておりました。
13:44 無事に下山です。
2日間で、同じスノーシューで歩いても、違った感じの山を楽しめました。
このあとは、湯川温泉河童の湯に立ち寄り、一路大阪を目指します。
ただ、このためだけに。長野県は茅野からノンストップで千里丘まで戻ってきました。
もちろん、この打ち上げのために。本日は、中ちゃんで夜が更けます。
304.神戸ポタリング(兵庫県神戸市内 元町~舞子)1/28
大阪・京都に続いての神戸ポタリング。2回目の神戸ポタリングは、ウォーターフロントを走り抜けます。
寒波の押しよせるこんな寒い時期ではありますが、5人が集まって出発です!
まずは、メリケンパークにやってきました。
なぜか、カバンから食パンが出てきて、かもめへの餌やりが始まります。
神戸ポートタワーの展望台から神戸の街から海を眺めてみました。
ハーバーランドのモザイクより、神戸らしい風景のメリケンパーク方面です。
昼食は、神戸中央卸売市場で海鮮丼特上です。
長田の街は、鉄人28号です。
須磨海浜公園も走り抜けます。夏には多くの人でごった返す須磨海岸も冬はどことなく寂しい感じがします。
走行距離は20kmほどでしょうか、舞子公園にまでやってきました。
ここから明石海峡大橋を眺めて、折り返し一路元町を目指します。
と、その前にマリンピア神戸にて、ティーブレイク。
17時過ぎ、無事に元町まで戻ってきました。本日の走行距離は40kmほどのようです。
クアハウス神戸で温まって、串揚げでの打ち上げへと流れていくのでした。
雪掘り野菜の収穫体験ができると言うことで、滋賀県の伊吹山麓まで行ってきました。
春には山菜採りでお世話になったこちらも、ここ最近の雪ですっかり冬景色です。
2~3日で50~60cmは積もったとの雪で、畑に上がるも一苦労。
一面の雪景色の畑で、真っ直ぐ下に掘っていきます。積雪は、ここで1mほどはあるでしょうか。
掘り進んでいくと、野菜が顔を出します。ここまでくれば、ちょっと感動です。
こちらは収穫した大根。雪の下の野菜は、凍らないように糖度を上げていくため、みずみずしいままうまみが増すようです。
野菜のためなら、エーンヤコーラ♪
掘ったドー!こちらは、白菜ゲットです。
あまりにもいい天気。ふかふかの雪の上に、寝転んでみました。
こちらは、こちらの郷土野菜、伊吹大根です。
昼食は、鹿肉の焼肉とおばちゃんたちの手料理をいただきました。
鹿肉も美味しいのですが、何と言っても野菜が絶品!柚子味噌をつけて食べる伊吹大根は、口の中でうまみがじんわりと広がります。
さらに漬物が、またうまい!私は、ご飯を4杯もいただいてしまいました。
掘った野菜と昼食で食べきれなかった漬物は、いいお土産になりました。
またまた、大変お世話になりました。次は、また山菜採りの頃にでもお邪魔致します。
雪をかぶった、かっこいい伊吹山。3月には、伊吹山登山にもチャレンジしてみましょう!
306.軍艦島&雲仙岳霧氷ハイキング(長崎県 軍艦島~雲仙岳)2/4~5
長崎ランタンフェスティバルから軍艦島上陸ツアー、雲仙岳ハイキングに温泉、さらに呼子でイカを食す!と1泊2日ながら盛りだくさんの企画となった九州弾丸ツアー。
伊丹空港より6人で、出発です!
午前7時20分、伊丹空港に全員集合。8時に飛び立ったANA421便は、定刻どおり1時間ほどで福岡空港に到着です。
9:25 荷物をピックアップして、いよいよ福岡からスタートです。
11:49 福岡空港からレンタカーで2時間足らずで長崎港に到着。
さるくちゃんと一緒に記念撮影。
12:14 長崎新地中華街へとやってきました。
ランタンフェスティバルが開催中とのことで、多くの人で賑わっておりますが、まずはお腹も空いているので昼食です。
もちろん、お昼は長崎ちゃんぽんに長崎皿うどん!
これからパレードが始まるようですが、残念ながら軍艦島ツアーがあるため、見ることができません。
ジュディ・オング見たかった!
盛り上がるのは夜からのようですが、これにて中華街をあとにします。
13:52 いよいよ軍艦島上陸ツアーのクルーズ船に乗船です。
14:26 出航してから、船上から見えるところの丁寧な説明があって、乗っていても飽きません。
14:48 いよいよ軍艦島が近づいてきました。
14:56 軍艦島上陸です。軍艦島上陸ツアーでも、天候が悪かったり、海が荒れたりすれば上陸ができないとのこと。
廃墟となったこの島を、以前この島に住んでいたというガイドが詳しく説明してくれます。
気軽に観光気分で来たけれども、ガイドの話を聞いているうちに、何だか考えさせられます。
15:37 上陸時間は1時間半ほど。島内では、歩ける範囲が限られており、自由に歩き回ることはできません。
人が住まなくなって、40年足らずでこのような廃墟となった姿は、日本の近い未来を現しているのかも知れませんとの、ガイドの言葉は忘れられません。
沖から見るこの島は、まさに軍艦のようでもあります。
長崎に来たなら、ここ文明堂総本店です。
本日の夕食はこちら。島原の郷土料理『具雑煮』です。
9:09 予定よりだいぶ遅くなりましたが、仁田峠より出発です。
ロープウェイ横の普賢神社拝殿から歩き出しますが、積雪があります。
駐車場から山を見た限りでは、雪がなさそうだったので、アイゼンは車にお置いてきてしまいましたが…。
9:48 普賢岳・国見岳の分岐点。やはり、アイゼンは持ってくるべし。
想像以上に見事な霧氷が現れました。
このあたりではこの霧氷を『花ぼうろ』と呼ぶそうです。
10:19 無事に全員、普賢岳登頂です!
普賢岳からは平成新山がきれいに見えました。
いったん分岐点まで下ります。このあと、このまま下山する3名と国見岳・妙見岳を周回3名とに分かれました。
霧氷のトンネルをくぐり抜けます。
国見岳登頂!
妙見岳のピークは、この妙見神社のすぐ上でした。
無事に三山を周回して下山です。
本日の立ち寄り温泉は、雲仙小地獄温泉です♪
今回の九州弾丸ツアー、最後のミッションは呼子のイカを食すこと。
時間はないのはわかっていながら、わざわざここに立ち寄ります。
制限時間は、20分!イカ丼にイカ刺身、ゲソの天ぷらを注文、大急ぎで!とお願いします。
ゆっくり食べている時間はありませんでしたが、何とか今回のミッションもすべて終了!
あとは、空港へと向かうだけです。
呼子のイカは、ゆっくり味わえませんでしたが、ここはまた食べに来たいところですねえ。
307.蛇谷ヶ峰スノーシューハイキング(滋賀県 蛇谷ヶ峰)2/11
満を持しての冬の伊吹山へ。今まで眺めながら企画してこなかったのは、その白い壁に恐れてか?
しかしながら調べていくと、登れそうだとのことで、ついに冬の伊吹山を目指すことにする。
積雪期でのコースタイムが往復で約6時間とのこと。大阪を朝に出発していたのでは、間に合いそうにないとのことで前夜発とする。
折りしもこの週末は、寒波襲来の大雪の予報。もちろん、それでも予定通りの出発だ。
名神高速から京滋バイパスに入る頃には、雪が降り出した。見る見るうちに積りだし、トンネルを抜けるたびに道路は真っ白になってゆく。
突然の大雪のためか、京滋バイパスを走っている間にも3台ほども車が停まっているのを見た。
そうこうしている間に、本日の仮眠場所多賀サービスエリアへと到着。
この多賀SAには、ホテルもあって休憩仮眠、入浴することも可能だ。
とりあえず、6時に集合として仮眠に入る。仮眠+入浴6時間までで、800円也。
6時過ぎに再集合して、外にでれば降りしきる雪。
夜明け前にこれでは、心が折れそうになる。とりあえずは、朝食をとることにしよう。
食事を終え、空が明るくなる頃には雪もやんでいた。何とか行けそうだ!
登山口の手前では、駐車場の呼び込みをやっている。
登山口に一番近いところでは、1日1,000円とのことだが、少し手前のこのあたりで500円。
歩いても5分とかからないところなので、ここに停める。トイレも着替え室も使ってよいとのこと。
8:18 着替えも終えて、いよいよ4人で出発。
8:23 ここからが登山道。山頂までは、6,000mとのこと。
8:44 登山口より20分ほどで一合目に到着。
晴れ間も出てきて、今日はいい天気になりそうだ。
9:23 スキー・スノーシュー・アイゼンと登山者もそれぞれのスタイルで登っていく。
ちなみに私たちは、まだアイゼンもつけず、トレースを辿っていきます。
ところどころ沈み込むところがありますが、スノーシューは車に置いてきました。
9:54 ここまで来てようやく伊吹山の姿が現れました。
10:09 三合目を過ぎ、伊吹山が神々しくも見えます。
10:52 アイゼンを装着して、一歩一歩進みます。
10:57 六合目避難小屋に到着。
11:17 次第に斜面の角度も競り上がってきます。
11:24 さらに斜度は上がってきます。
11:37 上を見上げれば、こんな感じ。
ちょっと怖い感じもしますが、雪がやわらかく、転んでも滑り落ちるような感じではありません。
11:52 頂上台地まで上がってきました。ここから山頂までは、あと10分ほど。
12:18 一人遅れてやってきました。フラフラじゃないですか…。
山頂付近の伊吹山寺覚心堂が開放されており、避難小屋の役目もしているよう。
風をさえぎることができるのは、ここだけなので多くの人が入ってくるが、4畳半ほどのスペースしかない。
我々もここで立ったまま食事をとる。
しかし、こんな中にまでアイゼンやスノーシューを履いたまま入ってくる人が多い。木道でもそうですが、それはやめたほうがいいですね。
山小屋なら、どやされるところです。
私もかつて木の板を渡してある橋をアイゼンをはめたまま歩いて注意されたことがありました。『マナーだよ!』とのこと。
13:04 山頂で記念撮影をして、下山にかかります。
13:15 下りは一気に滑り降りるだけ…。
13:22 あまりにも急な斜面なので、少々ビビる。
滑落っ!
一度滑り出せば、病み付きになってしまいます。
持ってきていたピッケルがようやく役に立ちました。滑落停止です。
14:21 三合目を過ぎると、さすがに滑るところもなくなってきました。
15:20 無事下山です。
久しぶりに登り応えのある、いい感じの山でした。ぜひ、来シーズンにも来ようと思いました。
車を停めた高橋さん家の駐車場では、靴を洗うための水場を貸していただけ、さらにお茶とお菓子までご馳走になりました。
ジョイ伊吹の薬草風呂に立ち寄って、帰路へとつきました。
本日は、中ちゃんで夜が更けていきます。
今年は雪が多いようで、まだ雪山ハイキングが楽しめそうな、滋賀県は武奈ヶ岳へと行ってきました。
武奈ヶ岳へは、まだリフトがある頃に琵琶湖側から何度か登っておりますが、今回は坊村からのピストンです。
雪が舞う、どんよりした天気で、テンションはイマイチ上がりませんが、4人でスタート。
10:34 明王院前より御殿山コースに入ります。
杉林の急斜面を進みます。
11:55 標高846m地点。ここで、小休止。身体が冷えるので、立ったまま食糧補給です。
ここで、アイゼン装着。
見事な霧氷が広がります。
13:12 標識がないので、わかりませんがおそらくここが御殿山ピーク。
樹林帯を抜け、ようやく展望が開けてきました。
ここからはいったんワサビ峠へと下ります。
ワサビ峠から登り返してきたところで、武奈ヶ岳方面も見えてきました。
このあたりは快適な稜線歩きとなります。
この辺は、風の通り道でしょうか、強い風が吹き続けており、雪も吹き飛ばされるようです。
こんな日でも、登山者の姿はたくさん見かけます。
この斜面を登りきれば、武奈ヶ岳ピークは、すぐ。
14:06 武奈ヶ岳登頂。
ここでも少し、食糧補給。吹き止まぬ風に、お湯を沸かす気力も起きません。
しばしの休憩の後、下山にかかります。
行ってみれば、楽しい雪山ハイキングですが、今シーズンはあと何回ぐらい行けるでしょうか。
晴れていれば展望が広がるところのようですが…。
それでも雪山は十分に満喫できました。
雪山らしい眺めが広がります。
尻セードで調子に乗って下ったら、登山道から離れてしまい、登り返すことに…。
16:23 無事に下山。
立ち寄り湯は、大津やまとの湯へ。しかし、えらい混みようです。露天風呂も隙間を探して、半身浸かるだけ。
打ち上げは、なぜか人が増えて、中ちゃんで夜が更けます。
311.香港ハイキング&マカオ(香港~マカオ)3/2~3/6
312.早春の三室山&氷ノ山登山(兵庫県 三室山~氷ノ山)3/10~3/11
早春の登山ということで、兵庫県最高峰の氷ノ山と兵庫県第二の高峰三室山を目指しました。
三室山は昨年の6月以来2回目、氷ノ山は昨年同じ時期に撤退したコースへの再チャレンジです。
しかしながら、また今回も厳しい山行となりました。
12:30 三室高原入り口より4人でスタート。
積雪が多く、車が入れるのはこの少し手前まで。昨年来ているだけに地図をよく確認せずに車を走らせており、
気づいた時にはだいぶ行き過ぎておりました。これで30分ほどのロス。相変わらず、遅いスタートとなってしまいました。
この三室高原入口付近に、簡易トイレあり。
まずは、林道から歩き始めます。
13:12 ここからが登山道となります。
13:37 雪に沈み込みながら進みます。
トレースもほとんどなく、ここは一気に直登。
14:05 ここでアイゼン装着。ここから斜度が上がります。
14:50 標高1200m地点。ほぼ直登で進み、高度も上がってきました。
14:58 霧氷も現れてきました。
15:14 鎖場を越え、樹林帯を抜けてきましたが、真っ白けです。
樹氷も立派です。
15:35 三室山登頂。2回目の山頂も、またしても展望なし。
スタートしてから3時間近くもかかってしまいました。パンを詰め込んで、下山にかかります。
15:47 鎖場を通過。
15:58 下山時の標高1200m地点。さすがに、下山は早いです。
16:48 登山口まで下りてきました。三室高原入口までは、あと20分ほど。
ずいぶん遅くなってしまったので、立ち寄り温泉の波賀温泉もいつもより時間を短縮して、出てきます。
あとは、一路わかさ氷ノ山スキー場のつくよねを目指します。
昨年もお世話になった、つくよね山荘には、20時に到着。
夕御飯の用意もできているので、早速いただきます。本日のメニューは、すき焼きです♪
お腹も減っていたところで、ご飯も食べ過ぎてしまいました。
もちろん部屋に戻ってからは、二次会が続きます。
明日の朝食は7時、出発は8時の予定ですが、宴は何時まで続いたのでしょうか…。
私は、まいどのことながら布団を使わず、コタツで寝ておりましたが、予定通り7時に起床です。
9:39 遅くなってしまいましたが、天気も良さそうです。登山届けを提出して、いよいよ出発!
スノーシューのレンタル手続きや出発前に忘れ物に気づくなど、バタバタとしてしまいました。
前日の準備不足、反省です。
ここからリフトを乗り継いで、ゲレンデトップまで上がります。
こちらのゲレンデ上部は、相当な急斜面です。状況が悪いのか、ゲレンデ上半分はクローズされておりました。
10:05 いよいよここからスノーシューを履いて出発です。
リフトに乗る前までは晴れ間も見えていたの、どういうことでしょうか、ここまで上がってくると暗雲垂れ込め吹雪いてきました。
10:26 急斜面を一気に上がり、尾根道に出てくると、見事な霧氷が現れてきました。
10:34 ゲレンデトップより30分ほどで、樹林帯の台地に出ました。ここからは、緩やかな登りとなってきます。
10:45 新雪は吹き飛ばされるためか、地面はカリカリの氷のよう。
吹雪いてくる中、トレースもほとんど見えず、だだっ広い斜面で、目指す方向もイマイチわかりにくい。
ただ、斜面を上がって高いところに向かって進むばかり。
吹雪いてはいるものの、まだ視界は利く感じ。
10:49 それが、あっという間にかんな感じに。これで視界は20mほどでしょうか。
10:59 三ノ丸展望台到着。もちろん真っ白けで、展望はまったくありません。
ここのトイレは使用可能です。
積雪80cm~90cmほどでしょうか。標識案内の仕事はしっかりやっております。
11:01 これまで歩いてきた樹林帯を抜けたあたりから、誰かが残していったものでしょうか、道しるべとなる赤テープがありました。
実際ここまでは、ほぼ30mおきぐらいにある、この赤テープを探しながら歩いてきたようなものです。
細い棒の先についた5cmほどの赤テープ。ちっちゃな存在ですが、これを見つけるとホッとします。
11:03 三ノ丸避難小屋到着。吹雪は激しくなっているところですが、先を急ごうとのことで、小屋には立ち寄らず氷ノ山を目指します。
気がかりだったのは、ここの扉が壊れて外側に向いて倒れていたこと。
扉を起しておこうと思ったものの、中には人が居たので、帰りに立ち寄ろうとそのまま進みました。
11:08 三ノ丸登頂。
11:22 しばらく頼りにしていた赤テープも、三ノ丸避難小屋を過ぎると2本ほど見つけただけで、なくなってしまいました。
11:42 どこをどう歩いているのか?目を離すと、たちまち人影は雪にかき消されてしまいます。
11:49 吹雪は激しくなるばかりですが、それほど寒さは感じません。
11:57 氷ノ山山頂展望台に到着。
結構大きな建物ですが、相当に近寄ってこなければその存在にも気づきません。
こちらのトイレは、使用不可です。
11:57 展望台の向かいにあるのが氷ノ山山頂避難小屋。
何とかここまでたどり着けました。
避難小屋の中は、登山者やスキーヤーたちでいっぱいです。
こんなにたくさんの人がいるんだ、と少しホッとしました。
ちょうどお昼時で、みなさん昼食中です。
我々も、早速香港土産のラーメンを作ります。
しかし、香港から帰ってきたのは、つい5日ほど前のこと。半そでTシャツ1枚で過ごすほど暑かったのに、今日は雪の中。
避難小屋内の温度計は、-2℃を指していました。
実は、これ2杯目のラーメン。ちょっとゆっくりし過ぎた感がありますが、極辛ラーメン美味しかったです。
避難小屋の中にいれば、外の状況はわかりませんが、ゴゥー!と言う風の音と窓を叩きつける雪の音がやむことはありませんでした。
2回目のラーメンを作っている間にも、次々と下山して行き、我々はほぼ最終組です。
13:23 いよいよ下山にかかります。それにしても1時間以上も居てしまったようだ。
着いた時よりも吹雪は激しく、状況は悪くなっていた。
13:24 避難小屋を出て歩き始めるとすぐにホワイトアウト。目を離すとたちまち人影が雪の中に消えていきます。
ゆっくり進みながら、後をついていくも、どうも方向が違うんじゃないか…?との思いがわいてくる。
ちょっと様子を見てこよう、とみんなの後ろから少しコースを外れる。
時間にして数十秒、何十メートルも歩いてない距離だ。そこから、戻ろうとするもすでに誰の姿も見えない。
視界は20m程か。焦りの気持ちがわき、鼓動が早くなる。そう遠くには行っていないはずだ。
しかし、どちらの方向に進んだのかさえまったくわからない。下り続けているのか?待っていてくれているのか?
そんなことを考えながら歩いているうちに、思ってもいない方向に人影が見えた。仲間だ!
一人きりになってしまったのは数分の間だったように思うが、この時ばかりは久しぶりに緊張した。
4人が揃ったところで、進むべき方向を確認し、再び出発。
が、今度はスノーシューを調整している間に、前の二人は進んでしまい、前後二人ずつに別れてしまうことに。
前を行く二人の姿はまったく見えない。真っ白けの光景が広がるばかり。
おそらく進んで行ったであろう方向を辿るが、どうも違う。急に切り立った斜面にぶつかる。
さっきのところまで戻ろう、と山頂展望台が見えるところまで戻る。
山頂展望台からは、およそ50mほどの距離だろうか、しかしここからでも展望台の姿はかすんで見えるぐらい。
地図を取り出し、進むべき方角を再度確認する。もう一度進んでみる。
やはり違う。登ってきた時には、見ていない景色のようだ。再び、先ほどの場所まで戻った。
前の二人は、そのまま下ってしまったか?どうも、マズイなと感じながら、今度は方向を変えて少し下ってみる。
わからない。今いる場所がわからない、、と言うことが危険だ。再び、戻ることにした。
思案しているところに、今度は後から先行していたはずの二人の姿が見えた。
良かった!!!彼らは、我々と離れてしまったことに気づいた時に、展望小屋まで戻って、待ってくれていたようだ。
我々も、もう少し戻るべきだった。展望小屋が見える距離のところでは、人が居ても見えなかったのだろう。
今度は4人が絶対に離れることがないよう確認して、再び歩き出す。
14:20 山頂避難小屋を出て1時間近く経っているが、進んでは戻っての繰り返しで、それほど進んでいない。
地図と方角を何度も確認するが、現在地がわからない。唯一わかるところが、展望小屋が見えること。
そこから進むべき方角を確認して、磁石を頼りに歩を進める。
14:21 山頂避難小屋を出てからずっと吹雪かれっぱなし、ホワイトアウトの状態が続いていたが、この一瞬。
時間にして20秒ほどでしょうか、ガスが途切れて、展望が開けたのです。
この時、稜線が見通せて、進むべき方向がわかりました。山の神がいてくれたのか、と感じた瞬間です。
14:23 進むべき道筋が見えたことで、少し心に余裕も出てきました。
あとは、着実に進んでいくだけです。
14:26 つかの間の晴れ間です。ようやく危機を脱したと言う思いがいっぱいです。
14:28 振り返ってみれば、氷ノ山山頂展望台が見えました。
つい先ほどまでは、あの展望台を基点に半径200m~300mほどのところをさまよっていたのだと思えます。
晴れていれば、いや視界が利きさえすれば、どうと言うことのない距離の尾根歩きです。
が、しかし吹雪かれてしまうとまったくわからなくなってしまうのですね。
14:30 視界も利いて、三ノ丸を越えたところの林も見えてきました。
14:37 この林を抜ければ、三ノ丸もすぐそこのはずです。
14:52 が、林を抜けたところで、再び吹雪きだしました。それも、相当の強い風、今日一番の吹雪です。
たちまち、またもやホワイトアウトの状態に。
14:54 もうすぐ着くとの思いだけで、視界の利かない中を進むのみ。
15:01 三ノ丸到着。ようやく辿りついたという感じ。
三ノ丸避難小屋はすぐ近くだが、時間も遅いのでこのまま進むことにする。
15:19 三ノ丸展望台。吹雪は益々強くなるばかりですが、ここまで来れば何とかなるでしょう。
トイレを借りて、出発です。
が、何とかなるとの思いは、すぐに打ち砕かれる。
ホワイトアウトの中を突っ込むも、だだっ広い尾根を歩くのには危険過ぎた。
ここでも、行っては戻るの繰り返し。このあたりからは、登りに辿ってきた赤テープの道標があるはずだが、見当たらない。
地図と方位磁石を何度も確認する。切れ落ちた斜面を右手に進もうにも、どうも違う感じがする。
再び、やり直そう。基点となる展望台が見えるところまで戻る。
4人が一緒になって、来た道を戻る。チームワークの力と言うのだろうか、私はこの時強く感じた。
ホワイトアウトの中、道に迷っていることはわかってはいるが、解決できていない。
みんな恐怖を感じているだろうが、落ち着いていた。地図を確認して進むも、わからなければ戻る。
この行動に疲れもあったろうが、消極的な意見が出ることは無かった。何とかしようとの思いは、一緒だったように感じた。
展望台が見えるところから、見つけた赤テープを基点に再スタート。
赤テープを探そう。登ってくる時には、確認した赤テープだ。
ホワイトアウトの中でも進めるように歩いても数分以内のところあるはずだ。
私は、ザックの中からロープを取り出した。ザイルとして使うには細いが、何かのためにと入れてあったロープ。
ロープを引き伸ばせば、15mほど。これを持って、4人が横一列で進もうと。
赤テープの間隔は、長くとも50m毎ぐらいにはあったはずだ。縦列で進むよりも、4人が横に並んで進む方が視野が広がる。
このロープを持っていれば、4人が離れることも無い。安心感も増した。
『あった!』赤テープを見つけるごとに、声が上がる。
小さな赤テープに、これほど安堵感を感じたことは無かった。
16:04 何とかみんなの力で、ギリギリのところを切り抜けてきた感じ。
細い尾根道は、見覚えもある。木に巻きつけられた、テープも心強い。
16:30 ようやくここまで還ってこれた。リフトトップまで下ってくると、助かったという思いがわいてくる。
それにしても長かった。2時間ほどで登ったところを、3時間かかっている。
16:41 ゲレンデトップまで乗ってきたリフトは、吹雪のためか止まっていた。
最後の難関が、このゲレンデの下り。ゲレンデだから、それほどの不安は無いものの、滑り出せば50mほどは停まらなかった。
燃え尽きてしまったかのように、すっかり放心状態です。
17:03 生還です。体力的にはそれほど感じないものの、気力が疲れた。
無事に戻って来れたことに、今回のメンバーみなさんに感謝です。
見上げる氷ノ山頂上方面は、まだ黒い雲に隠れていました。
無事であったことに、山の神にも感謝です。
下山後の立ち寄り湯は、若桜ゆはら温泉です。
身体も温まって、人心地ついたところですが、試練はまだ待ち受けていました。
温泉から出れば、またもや吹雪。今度は、車を運転しながらのホワイトアウトです。
たちまち道路は、真っ白に雪が積もっていきます。山を下りてきても、雪に悩まされました。
それでも、街へと向かえば雪もやみ、高速も渋滞も無く順調に進み、無事に千里丘まで戻ってきました。
こんな日でも、いやこんな日だからこそあるのでしょうか?打ち上げは、反省会へと名目を変え、今日の出来事を振り返りながら、焼き鳥で夜が更けていきました。
生還にカンパーイ♪みなさん、お疲れ様でした。
<今回参加者からの感想です>
【23-394 はるちゃん】
~氷ノ山登山の感想~
登山を始めて10カ月になるが、今まで道に迷うような山にはおそらく行かなかったため、道に迷ったりしたことは今まで1度もなかった。
登山を始めた頃は、雪山なんて絶対しない!とういうか、できないと思っていた。でも、なんとかいろんな山は登ってこれた。
だから、登山の回数だけは増えたけど、全く山の知識が伴っていない状況の中、今回の過酷な登山となった。
氷ノ山の下山時、ホワイトアウトになって完全に道に迷った時、自分が何もできないことに今更ながら、気づいた。
それもそのはず、山についてほとんど勉強していないからだ。地図は読めないし、その地図や方位磁石さえ持っていない自分がほんとに恥ずかしかった。
どれだけ、人頼りなんだと・・・。みんなが、地図を持って道の確認をしている時、私はただぼーっと見ているだけだった。
今、自分にできることはないか?といろいろ考えたけど、その時は何も思いつかず、みんなが進む方向をただ黙って付いて行くだけだった。
ほんと無力感でいっぱいだった。
今回の登山ではホントに怖い思いをした。一瞬、頭の中を死が過った・・・。それほど危機だったと思う。
そんな中、ほんと救われたのが一緒にいたメンバーの存在だった。
こんな状況の中で、メンバーも絶対怖かったと思うが、みんな落ち着いていた。
そんなメンバーを見て、自分も落ち着いていられたし、「信じて付いて行こう!」って思えた。
一人登山は別として、グループ登山はやっぱりチームワークだと改めて感じた。
今回私は、チームとしての役割を何一つ果たせなかったけど、知識がないなりに、みんなの足だけは引っ張らないということだけを考えた。
道を何度戻ることになっても、黙ってはぐれないように付いて行く。そんなことしかできなかった。
メンバーそれぞれができることの差はあったけど、気持ちが同じ方向を向いていないと、今回のように危機的状況は脱せなかったと思う。
チームワークの大切さは、言葉では分かっていたけど、身をもって実感することができたことはよかったと思う。
あと、雪山の怖さはもちろん、登山の心得をもう少し自分なりに考え直さないといけないと思えた今回の登山でした。
登山を始めて1年も経っていないけど、少し登山に慣れてきた私に、山をなめたらあかんよ!少しは山について勉強するように!と山の神様が言ってるのかもしれない。
これを機会に少しは勉強しようと思う。
今回、一緒に登山してくれたメンバーに本当に感謝します。ありがとう。
是非、新緑の氷ノ山へ御礼登山参りに行きましょう!
『雪山に行きたい!』とのリクエストから、すでに3月末で蒜山・大山登山企画が決まっていたところを、さらに日帰りで大山登山企画が決定!
それでも5名となって、大山を目指します!
3月16日の深夜に大阪を出発。勝央SA、蒜山SAと休憩しながらやってきて、南光河原駐車場への到着は、夜明け前。
しかし、残念ながら強い風が吹き荒れ、コンディションは良くないし、他の登山者の姿もあまり見えないので、しばし様子見です。
生温かい風は吹き止まぬものの、雨はやんで、団体グループも行けるところまで行きます、と入山していったため、こちらも意を決す。
7:59 南光河原駐車場を出発。
8:03 夏山登山口より夏山登山道を辿ります。
このあたりで積雪1mほどでしょうか。
8:37 標高1000m地点を越え、樹林帯の中を進みます。
なんとも力強い、この二人。まだまだ、行けまっせ~!
9:22 一時は、振り返ると展望も開けてきたように思えたが、ここ5合目に来たところで、風は強まるばかり。
先行グループの多くが、ここで退避しているよう。
我々もここで、しばらく待つことにするが、樹林帯の中にいても時折体が浮くような強い風が通り過ぎる。
頂上方面は白く包まれ見通せず、ゴウーッという唸りを上げる風に、ブナの大木が揺れ動く。
退避していた多くのグループは撤退を決め下山していく、またいったんはさらに上へと進んだグループも引き返してきた。
9:24 残念ではあるが、我々もこの時点で撤退を決定。記念撮影をして、下山することにする。
なぜだかわからないが、何だか嬉しそうな…。
9:40 我々と入れ違いに下から上がってきたのが、韓国から取材に来ている登山ガイドとのこと。
我々の写真も撮られました。翌日のニュースで出るとか言っていたような。
彼らは、この吹き荒れる風の中、頂上目指して登って行きました。ケンチャナヨ~。
転んでいるのか?滑っているのか?何しか、下りは早い。
10:20 無事に南光河原駐車場まで下山です。
もちろん、『じゃあ温泉にでも浸かって帰ろう♪』なんてことになるはずがありません。
まだ時間は早いし、鳥取県まで来て、このまま帰ったんじゃ申し訳ない。(誰に?)
と言うことで、次なる山を目指すことにします。
11:48 次なる山は、帰り道でもあり、適度な時間で登れそう、さらに展望も良いとのことから、岡山県の櫃ヶ山に決定!
本日、2山目のスタートです。
12:10 こちらは雪は残っておりませんが、雪解けのためか地面はドロドロにぬかるんでおります。
12:42 五合目に到着するも展望まったくなし。まあ、大山であんな状況だったので、さほど離れていないので、そりゃそうですが。
ドロドロ、ぬるぬるでつかみ所のない登山道は、滑ること限りなし。
まさに、ワラをもつかむかの状況が続き、気力も失せる。
13:18 七合目を過ぎて、残雪が現れる。テンションは下がりっぱなしだが、さらに進む。
13:55 なんやかんや言いながら九合目までやってきました。ここまで来たら、行くしかない!頂上はもうすぐ。
14:09 櫃ヶ山登頂です!予想通りというか何ちゅうか、ちょっとは期待してたけど、真っ白けで展望なし。
本日より、新アイテム登場!『どこでも山頂ボード』の導入により、どんな山にも行けるようになりました。
14:20 もう一つの新アイテムが、赤テープを巻いた『道しるべ』。
前回の氷ノ山ではだいぶお世話になった道しるべです。これがあれば、無事に帰ってこれると、思いつき急遽作成致しました。
大山で使う場面があるかもと思っておりましたが、今回はここで実験試用です。
九合目から上へと向かうところで、何本か挿してみましたが、使用感もGood!
離れたところからの視認性もバッチリです。
これがあれば、ホワイトアウトも何のその。必ずや、無事に帰って来れることでしょう。
と言うことで、こちらの道しるべは、ショート(約30cm)1本280円、ロング(約60cm)1本350円にて、隊長商店にて発売予定です!
使わないに越したことはありませんが、山へのお守りとしてもいかがでしょうか?プレゼント包装にも対応致します。
14:47 ああ、ここまで下ってきてようやくガスが晴れてきました。
しかし、展望が広がるとなかなかの景色であります。ここへは、まだ雪のある時に来たほうが良いかも知れません。
まだまだ、滑りながらの下りは続きました。
大山より疲れたという声も…。
下山後は、湯原温泉の旅館油屋別館の温泉に立ち寄って、一路大阪へ。
で、本日の打ち上げは、中ちゃんで夜が更けていきます。
…、終電なくなってますが。明日も、あるんじゃないの?
『花より団子の早春のハイキング』と言うことで、連日のハイキング企画でしたが…。
何とも寝坊で電話で起こされると言う大失態。あわてて家を出て来て、時計を忘れるわ、道を間違うわ…。
そんなこんなで、登山口に着いたのがお昼前。こうなったら、お昼ご飯を食べてから出発することになりました。
予定通り『鶏団子と春雨のスープ』も完成♪ちょっと塩味強かったですが、美味しくいただきました。
12:40 三岳と小金ヶ岳との間の峠となる大たわを出発。
見上げるような急階段が続きます。
続いて鎖場を通過。
13:20 登山口より40分で三岳山頂に到着。
ガスがかかって、展望なし。いったん戻って、小金ヶ岳を目指すべく、そそくさと下山。
花より団子とは言うものの、花が咲くようにはまだまだ感じられません。
春はまだでしょうか?
三岳からは30分足らずで下山。
13:54 大たわから今度は反対側の小金ヶ岳を目指します。
こちらも鎖場が登場。このあたりで、雨が落ちてきました。
14:26 晴れていれば、ここからは展望が広がるところですが…。
14:36 雨の鎖場は、慎重に進みます。
14:42 小金ヶ岳登頂!残念ながら、こちらも真っ白けで展望なし。
どこでも山頂ボードは、ここでも登場です。
15:03 三岳・小金ヶ岳とも大たわからは、片道1時間足らずの行程ですが、変化にとんだ楽しいコースです。
15:29 大たわまで無事に戻ってきましたが、駐車場でも真っ白け。
下山後の立ち寄り温泉は、王地山公園ささやま荘で汗を流して、一路大阪へ。
高速が渋滞するため、違うルートを辿るも、こちらも渋滞にかかると裏目に出る。
渋滞をガマンして、乗っていたほうが早かったかも…。
ご参加のみなさま、朝から失礼致しました。これに懲りずにまたのご参加をお待ちしております。
PAOの定番ハイキングコースとなった、滋賀県は鶏冠山。
今年で10回目となるこのコースへ、春のハイキングと言うことで、行ってきました。
10:05 本日は10名で、いつもの上桐生を出発です。
今回はコースを少し変えてみました。いつもは、鶏冠山へと目指すのですが、今日は落ヶ滝に立ち寄り、そこから稜線を目指すので、鶏冠山のピークは踏みません。
10:37 落ヶ滝に到着。
低山でありながら、なかなか変化に富んだコースで歩いていても楽しいです。
11:40 尾根道へ出るとまた景色が変わってきます。
本日のお昼は、右手奥に見えるいつもの天狗岩の予定です。
12:00 天狗岩に到着!どこでも山頂ボードも登場です。
しかし、今日はいい天気となりました。ここ最近ずっとカッパを着ていたので、余計にすがすがしく感じます。
昼食を終えたところで、これから竜王山を目指します。
振り返ってみる天狗岩。あまり見ることのない、変わった形の山です。
13:23 竜王山に到着。ここからの展望は、一方向だけです。
13:46 重岩に到着。まさに『重ねちゃダメだよ。危ないよ』と言う感じです。
15:05 順調に進んで、ちょうど5時間で周回してきました。
この辺りには桜の木も多いので、4月に入ってからならお花見も楽しめそうです。
下山後の立ち寄り温泉は、昨年と同じく『草津湯元水春』へ。
今日は久しぶりに、春を感じられる気持ちのいい気候のなか、これぞハイキングと言うコースを楽しめました。
大阪に戻ってからは、沖縄料理で打ち上げとなりました。
一足早い春を探しに、花の百名山、鈴鹿の藤原岳に行ってきました。
はたして春の花、福寿草を見ることができるか?
千里丘からは、吹田ICより名神高速・京滋バイパスも順調に進み、八日市ICで高速を下りる。
R421八風街道から石榑トンネルを抜けてR306を北上し、西藤原まで2時間弱。
数年前までは、ずいぶん遠いと感じていた鈴鹿の山も、新名神やこの石榑トンネルの開通で、だいぶ近くなったように感じる。
しかしながら大貝戸登山口付近の駐車場はすでに満車。西藤原小学校前の有料駐車場も満車に近い状態だが、何とかスペースを探して押し込む。
春のうららかなハイキングを期待してきたが、駐車場について降ってきたのが雪。
結構な降りでテンション下がり気味ではあるが、駐車場から上下とも雨具を着て出発。
10:46 大貝戸登山道を辿ります。
11:38 駐車場から見上げた藤原岳は、上のほうは白くなっておりましたが、五合目辺りではまだ積雪はありません。
12:00 七合目の手前辺りから、積雪が見られるようになってきました。
しかし、雪解けのためか、登山道はドロドロにぬかるんでおります。
12:18 八合目で小休止して、パンを少しかじります。
やむ気配のない雪。春はまだか!
まさにぬかるみの世界。ドロンコ必至です。
12:37 九合目手前辺りで、本日初めての福寿草を発見!
もう少し天気が良ければ、この辺りで福寿草の大群落が見られるようですが、今日の天気でまた雪に埋もれてしまったようです。
12:59 雪も深くなってきましたが、藤原山荘まではもう少し。アイゼン無しで進みます。
13:04 藤原山荘到着。これではとても春の山とは思えません。またまた冬に逆戻りです。
藤原山荘に入るも満員状態ですが、何とか座るスペースを見つけて、お弁当です。
吹雪いている状況では、藤原岳展望台に行っても展望は期待できませんが、とりあえずは行ってみることにしました。
13:56 藤原岳展望台(1120m)登頂です。まったく何にも見えません。
ただ、どこでも山頂ボードで写真を撮るためだけに来たような…。
山頂から藤原山荘までは、15分ほどのところですが、こんなに吹雪くなら道しるべも持ってきた方が良かったかも…。
14:31 藤原山荘より下山です。
藤原山荘を出る頃に残っていたのは数人でした。そこに、忘れ物のウェストバッグを発見。
中には携帯電話も入っているようで、この避難小屋に置いておいても取りにも来られないだろうと、持って下りることに。
14:52 山頂ではあれだけ吹雪いていたのに、八合目を過ぎる頃には雪もやんで、視界も広がってきました。
四合目を過ぎた辺りで、忘れ物のバッグに入っていた電話が鳴る。落とし主との連絡もついて、下山後無事に持ち主へとお返し致しました。
いやあ、良いことしたなあ。
本日の立ち寄り湯の、阿下喜温泉で汗を流して、帰路へとつきました。
打ち上げは、中ちゃんで。
前夜発日帰りの平日企画で、岐阜県は大日ヶ岳へと行ってきました。
今回は4名で、大阪を深夜に出発。車中泊やサービスエリアでの休憩ではゆっくり休めないので、
今回も伊吹山の時と同じく、仮眠場所のある名神高速の多賀SAで仮眠休憩です。
深夜のサービスエリアでは、ほとんどが車中泊しているような感じですから、他のサービスエリアでも
身体を横にして仮眠ができるところが、もう少し増えて欲しいものですが。
大日ヶ岳
8:17 ひるがの高原の水道山登山口手前にある、簡易貯水場横に車を停めて出発です。
ここには、トイレ・登山ポスト等はありませんでした。
8:19 今日はいい天気になりそう♪水道山登山口よりスタートです。
本日は、このルートからの登山者はないようで、雪がかぶってうっすら残るトレースを辿ります。
9:55 いっぷく平に到着。
今年一番のいい天気となって、暑い!暑い!Tシャツ1枚でも良さそうな感じです。
11:24 ラッセルが続くものの、歩いていても気持ちの良いところです。
11:52 大日ヶ岳ピークが見えてきました!
しかし、このあたりはトレースもなく、心が折れそうなくらいのラッセルが続きます。
一人だったらとてもくじけそうですが、力強いTEAMストイックのメンバーが交代でラッセルを続けて進みます。
11:53 白山のってます?
12:00 山頂まではもう少し。
右手には白山・別山、振り返れば北アルプスから御嶽山と広がる展望に、気持ちの良い稜線歩きです。
12:22 快晴の大日ヶ岳山頂からの展望は、いつまでも見飽きることがないようです。
12:23 大日ヶ岳登頂です!
今回も『どこでも山頂ボード』も登場。登頂公式タイムは、12:16です!
後ろに見えますのが、白山でございま~す♪
白山登山企画は、残雪期の4月末と夏山登山で7月に予定しておりまーす!
『どこでも山頂ボード』は『山頂案内板』にも早変わり!
山頂案内ガールが、ご案内致します!
こちらに見えますのが、御嶽山でございまーす♪
御嶽山登山は、初夏の6月に企画してございます。
こっちはね、北アルプスの槍ヶ岳ね。
山やってるんなら、一回は行っといた方がいいんじゃないかな。うん。
こっちはー、いぶき・やまー!見・え・ま・す・かー!
ちょっとー、遠いんでー、目を細めてー、見・て・くださーい!
ちなみに『どこでも山頂ボード』は、只今商標登録申請協議中でございます。
隊長商店にて、只今好評発売検討中!
ここには、バックカントリーのスキーヤーやボーダーが続々と上がってきます。
滑っていく姿は、とっても気持ちが良さそうでカッコイイです。
次回は、板持って上がってきましょうかね。
13:19 この展望を前にしては、名残惜しいばかりですが、そろそろ時間となりましたので、下山にかかります。
まあ、こんないい天気は年間通しても、そんなにないよね?って言うぐらの好天でした。
ボーダーが、滑り降りて行くのが見えるでしょうか?
かなりの急斜面で、中には転がり落ちていく人もいました。
ま、でも楽しそうですねえ。
15:52 無事に水道山登山口まで下山です。
しかし、このルートはちょっと長かったなあ…。山頂まで約7kmとのこと。ま、あの展望があるから許せるかなあ…。
下山後の立ち寄り湯は、いつもの湯の平温泉に向かうも、本日休業!
平日は、山も道路も空いていたりはするのですが、こんなこともあるんですねえ。
近くに温泉はあったかと、携帯ナビで探せば、ふたこえ温泉『コージュ高鷲』と言うところが近くに見つかり、一安心。
こちらで、汗を流して、帰路へとつきました。
さて、本日の打ち上げは、久しぶりに地鶏うの屋2号店でございます。
店長を、また次の山にでも誘っておこうと思いましたが、本日店長お休み!
本日も危うく終電が行ってしまいそうになるところを、何とか中締めで終了致しました。
318.春山登山(岡山県 中蒜山~鳥取県 大山)3/31~4/1
2週間前にもやってきた鳥取県の大山ですが、今回は蒜山とあわせて泊まり企画で目指します。
週末の天気予報は、雨とのことですが、果たしてどうなったか?
土曜日の朝に大阪を出発。集合時点では、予報通りの雨に、テンション下がり気味。
たいした渋滞もなく、ほぼ予定通りの昼間には、中蒜山の登山口となる塩釜冷泉に到着。
午後からは、回復するとの予報だったが、降り止まぬ雨に、しばし車内で待機。その間に、昼食も済ませる。
12:34 昼を過ぎると何と雨がやんだ。と言うことで、準備を整え、塩釜冷泉の登山口より4人で出発!
12:44 中蒜山登山道一合目。
歩き出すも、なんとも天気は不安定。すぐに雨が降り出してきた。
12:51 ちょっとした雪原に出た。この中蒜山のコースを辿るのは、7年ぶり。
道はうろ覚えだが確か沢を渡ったはず…、と思いながらも、沢沿いに進んできてしまった。
13:30 二合目以降の道しるべもなく、どうも違うなとの思いのまま、沢を対岸へ渡ることのできないところまで進んでしまう。
予定のコースより、尾根を一本間違っているようだが、このまま稜線まで出てしまう。
この間結構な急斜面で積雪は60cmほど。つぼ足で歩けるので、アイゼンは装着せず。
13:38 尾根まで出ても踏み後はほとんどなし。枝を払いながら進むも、雪まで降り出してきた。
このまま進めば、どうやら上蒜山へと向かいそうだが、明日への訓練と割り切って、さらに進む。
14:02 青空も見え始め、ピークももうすぐのような感じであるが…。
14:08 もう少しで山頂まではたどり着けそうな感じではあるが、これ以上進めば笑って帰れる時間に戻れないと言うことで、今回はここにて撤退決定。
『どこでも山頂ボード』は、『撤退ボード』に早変わり。
14:39 早いとこ下って、温泉、温泉!今日の晩ご飯は、何にするかな~♪
14:59 下ってくれば、広がる青空。道を間違えていたのが、ちょっと悔しい。
15:18 一合目まで下山。ちょうどいいぐらいの運動にはなりました。
15:29 無事に下山です。明日こそ本番、心の準備もできたでしょうか。
本日の立ち寄り温泉は、休暇村蒜山のラドン温泉へ。
さっぱりと汗を流して、買い出しをして、本日の宿泊場所、クリエイト菅谷へと向かいます。
こちらが、本日の宿泊場所となる茅葺民家でございます。
見た感じも雰囲気もいいところではありますが、いかんせんまだ寒い。
囲炉裏を囲むも、あまりの寒さにビールは進まず、会話も途切れがち。ここはアラスカの間となずけられました。
と言うことで、囲炉裏の間からコタツの間へと移動です。
ストーブを2台つけたコタツの部屋は、まさにハワイの間。お酒も進みます。
一夜明けて、今日から4月でございますが、雪も降ってまだまだ寒い!春はまだでしょうか?
8:49 2週間前ぶりの南光河原駐車場ですが、昨日今日の雪でしょうか、20cmほど積もってます。
8:52 前回と同じく夏山登山口より、5人でスタート。あれ、昨日より増えてんなあ…。
09:04 一合目を通過。一定したペースで順調に進みます。
09:16 二合目を通過。ちょっとガスがでてきました。
09:40 このあたりは、まだまだ霧氷が見られます。4月といっても、まだこんな状況なんですね。
10:00 前回はここで撤退となった、五合目までやってきました。
本日も天候はイマイチですが、風もそれほど強くないので、さらに上を目指します。
10:05 この樹林帯を抜けたあたりから、斜度がグッと上がってきます。
真っ白けですが、登山者も、スキーヤーも、ボーダーも、続々と上を目指して歩きます。
11:15 雪に埋もれた大山頂上小屋に到着。
九合目あたりからは、ホワイトアウトの状態となってきたので、この日のために用意した道しるべを挿して歩いてきました。
11:23 標識は雪に埋もれて見えませんが、大山山頂到着です!
11:32 大山頂上小屋は雪に埋もれており、出入りはこの、人一人がようやく通れるほどの穴からです。
穴を通り抜けて、小屋側から外を見るとこんな感じです。
雪の下ですので小屋内部には、明かりは差さず、真っ暗です。トイレは一つ使えるようになっていました。
しかし、みなさんアイゼンをはめたまま小屋内部を歩き回っておりますが、これってどうなんでしょうか。
山小屋はもちろん、木道や木の板をはめた吊り橋なんかでも、アイゼンで傷つけないよう、歩かないか、外すのがマナーです。
12:23 小屋内で昼食をとって、外に出てきたところで記念撮影。
相変わらずの吹雪で、真っ白けです。
12:28 視界は10mほどでしょうか、人影が雪にかき消されていきます。
登ってくる時に挿して歩いた、道しるべが頼りになります。
回収して帰りますが、後の人がこれを目標にしていたら、ちょっと悪いなあ…。
12:47 一気に下ります。
12:57 六合目のあたりで、ガスが切れると視界が広がりました。
13:02 霧氷をバックに、今日一番の眺めです。
13:08 振り返ってみる大山ですが、まだまだ山頂付近は厚い雲に閉ざされています。
13:17 五合目からは、尻セードをしながらの下山となりました。
下山後の立ち寄り温泉は、前回もお世話になった湯原温泉の旅館油屋別館にて汗を流します。
中国道の宝塚までは渋滞もなく、順調に進んでおりましたが、渋滞も終わって間もなく吹田という時に…。
急に車が停まる。高速道路の走行中に。何としたことか!
薄々気づいてはいたが、やっぱりガス欠!
保険会社に電話をして、ガソリンを持ってきてもらうことに…。
道路公団の車まで出動となって、大変ご迷惑をおかけしてしまいました。申し訳ございません。以後、気をつけます。
沖縄料理での打ち上げは、反省会となりました。
319.武庫川廃線跡ウォーキング&お花見(兵庫県 武庫川廃線跡)4/7
4月と言えば、お花見!とのことで武庫川廃線跡ウォーキングと一緒に楽しむことにしましたが…。
JR西宮名塩駅より住宅街の中を抜けて、武庫川沿いへと出て来ました。
本日二度目の剣山山頂に、少々ガックシ!
下山後の立ち寄り温泉は、剣山木綿麻温泉(つるぎさんゆうまおんせん)へ。
四国は徳島まで来ているのだから、と言うことで徳島ラーメンの『支那そば 王王軒(ワンワンケン)』にも立ち寄りました。
こちらは、支那そば(大)の肉・玉子入りで、750円也
ドロッと、こってりしたスープに、玉子が絡みつくそばは、すき焼きの後に入れたそばのような感じです。
たま~に、食べてみたくなるような感覚の味で、これだけで満腹です!
それでも、やっぱり大阪に戻ってからは、中ちゃんで長ーい夜になりました。
春真っ盛りの京都を、満開の桜を求めて自転車で駆け巡ってきました。
9:24 JR京都駅より7名で出発です!
昼からの天気は回復傾向とのことですが、残念ながらスタート時点では、まだ雨が残っております。
9:44 京都駅より南下して、まずやってきたのがこちら五重塔で有名な、東寺でございます。
しかしながら雨は強くなるばかり。ゆっくり桜を鑑賞している場合ではなくなってきました。
記念撮影をして、次の目的地の二条城を目指します。
10:25 何とか雨も上がって、二条城へと到着。ここでは、二の丸御殿の中も見学してみます。
11:22 二条城の庭園の枝垂桜も満開です。
11:38 こちらも満開です。ちょっとゆっくりしすぎたでしょうか、続いてはお昼ご飯へと四条烏丸へ移動です。
本日の昼食は、京料理『あと村』での籠盛り弁当です。京料理らしく、見た目も素敵です。
昼食を終えて、午後の部スタートです。まずは、これから京都御苑にやってきました
13:19 京都御苑内は通過するだけの予定でしたが、あまりにも見事な桜の木があったので、こちらで記念撮影です。
13:53 さらに北上して、平野神社までやってきました。こちらの桜も、満開です!
平野神社からは千本ゑんま堂を経て、さらに東へと向かいます。
鴨川沿いも桜は見頃となって、今日はお花見日和となっています。
哲学の道を通ってみるも、こちらも桜は満開となって、多くの人で賑わっておりました。
あまりにたくさんの人で、自転車を押しては歩きにくく、少し道をそれて京都市国際交流会館にてティータイムです。
16:04 自転車を置いて、蹴上インクラインに下りてきました。こちらの桜は、散り始めたようです。
16:33 本日の行程もこちらの平安神宮にて桜の見納めです。
今日は、どこの桜も満開の感じでしたが、見頃はこの週末ぐらいまででしょうか。
来週には、散り始めるところもある感じでした。まあ、桜は散り始めが美しいとは、兼好法師も言っていましたが。
平安神宮からは、鴨川沿いに南下して再び京都駅へと戻って来ました。
自転車を返却して、本日の立ち寄り湯は、リニューアルした京都タワーの大浴場であります。
汗を流したあとは、やっぱりビールと言うことで、京都の街で夜が更けていきます。
323.六甲山ハイキング&アウトドアクッキング(兵庫県 六甲山)4/15
ハイキングとアウトドアクッキングを一緒に楽しもうとの、この企画も3回目。
4月も半ばとなって、春の六甲山を楽しめたでしょうか。
いつものようにJR住吉駅からくるくるバスに乗って住吉台にて下車。
9:39 石切道より、いよいよ登山道へと入ります。
春らしい眺めには見えませんが、こちらに咲いているのは、マンサクでしょうか?
11:51 住吉台からは2時間足らずで、六甲山カンツリーハウスへと到着。
早速の下準備にかかります。
本日のダッチオーブン料理は、豚バラブロックのビール煮です。
と言っても、豚バラブロックを適当な大きさに切って、野菜を放り込んで、ビールを入れて、火にかけるだけ。
調味料は、塩とコショーだけ。あとは、ビールと食材からうまみがで出てくるのでしょうか。
優しい味で、出来上がりました!失敗なしのダッチオーブン、万歳です!
それぞれにお持ちよりいただいた一品も美味しくいただき、何やかんやと焼きながらのバーベキューにビール煮で満腹です。
下山は、ケーブルですが、まだここからはちょっと歩くんですよね。
ケーブルにて下山後の、本日の立ち寄り温泉は『灘温泉六甲道店』です。
まだまだ満腹感もありますが、入浴後は、打ち上げと言うことで、ビールが進みます。
春の旬企画、筍掘りも3年目となって、恒例行事となってきました。
天気予報は大荒れとのことでしたが、18名の参加者となって、貸切バスにて出発です!
何人かは筍掘りを経験された方もおられましたが、今回の参加者はほとんどの方が、筍掘りが初めてとのこと。
まずは、筍の掘り方から教わります。
一本掘れました!
簡単そうに見えますが、これがなかなか難しい。一本掘るのにも一苦労ですので、チームを組んで順番に掘っていきます。
雨は降ってはおりますが、みなさん筍掘りに夢中で、それほど気にはなりません。
こっちも、一本ゲットです!
『あ~、疲れたな~!』って、掘ってませんやん!
こちらでは、昼食の準備中です。
この、筍の天ぷらが、また絶品です♪
こちらは、鮭としめじのホイル包み焼き。コショーもきいて、いい具合に出来上がりました。
ちょっと焼きすぎか?と思われた焼き筍も大成功!
掘りたての筍をアルミホイルに包んで焼くだけの、チョー簡単料理ですが、美味しかったです!
昼食を終えると、急に力が出なくなってきたのか?こちらは、収穫した筍をみんなのお土産分に仕分け中です。
それにしても、お土産にはどっさりと持って帰れそうです。一人5kg以上は、あったでしょうか?
それでも、持ち帰れずにだいぶ余っておりました。
こちらは、午後の作業の実働部隊。
たくさんの筍を、掘りましたよ!
午後からは雨も上がって、いい天気となってきました。
今年の筍掘りも無事に終了です。
タケノコの旬は、3月終わりから5月始めの春を迎える頃の1ヶ月あるかないかというところ。
季節の移ろいを感じながらの美味しい企画です。
来年も、企画予定ですので、まだ筍掘りをしたことがない方は、ぜひチャレンジしてみてください。
ここ太市の筍は、美味しいと有名のようですが、流通量が少ないためか、大阪にはあまり入ってこないようです。
現地から送ってくれるとのことですので、今年まだ筍を味わっていない方は、お気軽にご連絡ください。
作業を終えた後は、『はやしだ温泉ゆたりん』にて汗を流し、帰路へとつきました。
大阪に戻っての解散後は、懐かしいメンバーも交えて、中ちゃんでの打ち上げです。
昨年9月以来の白山登山でありますが、まだ雪の残るゴールデンウィークの白山は7年ぶり。
残雪期の登山としては、お勧めのコースでありますが、果たしてどうなったか?
7:17 今回は、こちらの精鋭で向かいます。
本日は、甚之助避難小屋で泊まる予定ですが、小屋がまだ雪に埋もれているかも知れないので、テント装備も担いでいきます。
もちろん、食材にビール、梅酒、マッコリ…とザックはいつものごとく膨らみます。
白山公園線も、ここ市ノ瀬までは、前日の4月27日に冬季閉鎖が解除。
ここまでは車で入れますが、ここから先の別当出合までは、まだ閉鎖中です。
市ノ瀬には、この冬季閉鎖解除を待ってか、すでに多くの車が駐車してありました。
7:38 林道歩きとなりますが、この辺りは雪はありません。
8:12 除雪が終わっているのは、ここまで。雪がないのなら、林道の閉鎖を解除してくれないかな、とも思っておりましたが、この先はまだまだ雪が残っているので、やっぱりここの開通はもう少し先になりそうです。
8:53 市ノ瀬より1時間半ほどの林道歩きで、ようやく別当出合に到着。
9:49 しばしの休憩のあと、吊り橋を渡っていよいよ登山道へと入っていきます。
9:54 この吊り橋が、最初の難関。
踏み板が外されているので、慎重に枠の部分を歩きます。
足下から下が丸見えですので、高所恐怖症の人には、ちょっと厳しいかも。
枠の間隔が広いので、体はすっぽりと通り抜けてしまうぐらいです。
10:38 吊り橋を渡ったところでアイゼンを装着しましたが、ちょっと早すぎたか。
この石段を登りきった所までは、雪はほとんどありません。
10:40 ようやくここからは雪の上を歩く感じになってきました。
11:16 中飯場に到着。ここで、ご飯を食べてしばし休憩。
12:19 雪の中ですが、天気も良く陽射しがきついです。歩いていると暑くなってきて、シャツ1枚でちょうどいい感じです。
13:16 展望も開けてきて、別山も望めるようになってきました。
13:52 もうちょっと、もうちょっと、とダマシダマシ登ってきましたが、ようやくホントにもうちょっとです。
14:04 甚之助避難小屋到着です。
避難小屋は半分雪に埋もっておりますが、1階からも入れるようにはなっておりました。
先客は2階部分に3名ほどのみでしたので、本日はこちらの1階で宿泊することに決定です。
夕食の準備までは、ちょっとゆっくりしましょう。
雄大な展望を楽しんだり、昼寝をしたりしつつも、まずはビールで乾杯です!
雪のテーブル作製の指導中です。果たして、どんなテーブルが出来上がるでしょうか?
こちらは、ティータイム用の水を作るために、きれいな雪をかき集めているところ。
しかし、ここに登ってくるまでに力を使い果たしたのか、これだけでもう動けないようです。
16:24 雪のテーブルも出来上がって、まずは『CafePAO』オープンです!
18:04 カフェがクローズすれば、引き続いて『居酒屋PAO』の営業スタート。
18:33 居酒屋の営業時間は、日没まで。
少々早い閉店時間が残念ですが、陽が落ちると冷え込んできますので、早々に撤収です。
避難小屋での二次会をとも考えておりましたが、他にも宿泊者がおられますので、本日はこれにて就寝に入ります。
ま、寝不足のままスタートしているので、これはこれでよかったのかも。
明日の登頂を果たすべく、シュラフへともぐりこみます。
6:40 避難小屋内での朝食も終えて、いよいよ出発です。
明るくはなってきているのですが、山が陰となって太陽の姿はまだ見えてきません。
7:23 トレースを辿りながら、一歩一歩山頂へと近づいていきます。
積雪期は、コースはあってないようなもの。一気にこの壁を直登していきます。
しかしながら、朝の早い間はいいでしょうが、陽がさしてくると雪がゆるんで雪崩れそうな感じです。
7:52 壁を登り終えると、ようやく白山御前峰の姿が現れてきました。
振り返るとこんな感じです。
続々と登ってきます。別山の姿も素晴らしい。
8:18 山頂が見えるところまで来て、テンションも上がってきます。
この辺りは、気持ちの良い雪原です。鬼ごっこでもできそうな…。
8:49 室堂までやってきました。
本日は4月29日。こどもの日ももうすぐで、鯉のぼりが気持ち良さそうです。
白山室堂の春山営業は、5月1日とのことで、オープンに向けての準備が始まっているようです。
9:00 鳥居をくぐるにもほふく前進か。
9:03 御前峰登頂に向けて、室堂を出発。
9:45 ここを登りきれば、いよいよ白山頂上です。
10:05 全員無事に白山御前峰登頂!360度の大展望が広がります。
ここまでも、続々とバックカントリーのスキーヤー、ボーダーが上がってきます。
そして一気に滑り降りる姿は、なかなかカッコイイものであります。
10:42 私たちは、こっち、尻セードで滑り降りますが、これがまた楽しい♪
白山の春山について、北陸朝日放送の取材まで受けてしまいました。
10:56 別山を眺めながら、甚之助避難小屋まで下っていきます。
11:33 斜面を見つければ、思わず滑ってしまいます。この斜面は、長さも角度もなかなかのもの。
滑り台で遊ぶ子供以上に、楽しんじゃってます!
14:09 甚之助避難小屋での昼食を終えて、下山開始です。
登頂を終えたメンバー後ろ姿は、なぜかかっこ良く見えます。
15:19 無事に吊り橋まで戻ってきました。
ここへ来て、本日はレンタカーで来ていたことを思い出す。
レンタカーの返却時間までに戻ろうとすると、相当急がねば!
15:34 別当出合を出発、スピードを上げて16:30には市ノ瀬へと到着。
白山展望の湯に立ち寄るも、時間制限30分。あとは一気に大阪を目指します。
多少の延長にはなったものの、何とかレンタカーも返却。
本日は、沖縄料理にて打ち上げとなりました。お疲れ様でした。
ゴールデンウィーク企画として、四国は徳島県と高知県にまたがる四国随一の展望とも言われる三嶺を目指します。
ゴールンデウィークの休みの谷間の企画となりましたが、4名で大阪を出発!
7:58 大阪を前夜発で休み休みやってきましたが、登山口の名頃に到着すると、何だか朝から騒がしい。
どうやら遭難者がいた模様ですが、今朝無事に下山したとのこと。地元消防団や報道陣で、駐車場もいっぱいです。
8:28 遭難騒ぎも一段落、朝から降っていた雨も小雨となって、いよいよ出発です。
ところが、いきなり登山口の入り口を間違えて歩き出してしまいました。
工事現場に出くわしたところで、間違いだと注意されました。
駐車場もトイレも整備され、登山案内板もあるのですが、登山口との看板が小さく見えにくい位置にぶら下がっております。
雨上がりの登山道は、ドロドロのぬかるみとなって、滑りながら進みます。
相当に迷いやすい道なのか、テープはこれでもか、と言うぐらいにくくりつけられております。
さらに、所々にはこのような案内板が。しかし、これはどうして山頂から駐車場へと矢印をしてあるのでしょうか。
登ってくる人から見れば、紛らわしい矢印になってしまいます。⇔でいいのではないでしょうか。
10:10 大きな案内板です。これぐらいの大きさがないと、迷いやすいところなのかもしれません。
10:47 鹿よけの階段を越えます。これは、テキサスゲートと呼ばれるものであって、絶妙なる間隔と高さによって、鹿は渡れないそうな。
それにしても鹿による食害が多いのか、そこら中に鹿避けネットが張られております。
10:52 三嶺ヒュッテに到着。到着の少し前から降り出した雨もあって、ここでしばし休憩です。
11:40 雨風はきつくなってきているようですが、いつまでもここにいるわけにも行かず、
少しはやめの昼食も終えて、いよいよ三嶺頂上に向けて出発です。
それにしてもきれいな避難小屋です。泊まりで来てもいいかもしれません。
11:48 晴れていれば、さぞかしいい風景なのでしょうが、今日は雨の中を進みます。
11:55 三嶺登頂です!
どこでも山頂ボードの表示は間違ってしまいましたが、『三嶺』は「さんれい」もしくは「みうね」と読みます。
12:05 山頂では記念撮影をしただけで、とっとと退散です。
まあ、あたり一面真っ白けでしたからね。身体が冷えてきているので、早く温泉に入りたいところです。
13:28 下山は、ドロドロのぬかるみ地帯を避けるために、少し遠回りになりますが、林道を辿って下ってきました。
13:59 無事に下山です。展望はまったくありませんでしたが、良い山だとの印象は受けました。
ぜひ、また登ってみたい山の一つになりました。
本日の立ち寄り温泉は、新祖谷温泉のホテルかずら橋へ
天空露天風呂へは、こちらのケーブルカーに乗って移動します。
徳島ラーメン『岩田家』本店にも立ち寄って、徳島ラーメンを食します。
お腹もいっぱいになったところで、一路大阪へ。
327.山とキャンプと温泉の旅in九州(大分県 傾山、久住山・熊本県 阿蘇山・宮崎県 大崩山)5/3~5
キャンプで移動しながら、山と温泉の旅を続ける、山とキャンプと温泉の旅シリーズも4回目となりますが、今回は2年ぶりに再び九州編となりました。
大阪前夜発の3泊4日で、4つの山を登るかなりハードな行程となっておりますが、はたしてどうなるでしょうか?
今回は、西へ向かうことから集合場所はJR西宮駅となりました。
そこからは、阪神高速~明石海峡大橋~高松道~徳島道~松山道と高速を乗り継いで、四国は愛媛県の端っこ八幡浜を目指します。
八幡浜港からは、5:50出港のフェリーに乗って、8:15に臼杵港で九州上陸となりました。
さすがにゴールデンウィークともあって、船内はほぼ満室と言うのでしょうか、雑魚寝の2等船室も横になれるスペースがないほど混みあっております。
四国から九州へと渡る2時間ちょっとの時間は、貴重な睡眠時間となるので、あっという間に眠りに落ちていきます。
九州上陸後、第一の山ではサプライズから始まりました♪
私の誕生日のために、前夜の集合前からバースデーケーキを用意してくれていたようです。
みなさまのお心遣いに、感謝感激であります!厄年も大過なく終えて、今年もますますハッスル!ハッスル!です?
10:44 九州遠征での第一座は、大分県の傾山(かたむきやま)を目指します。
がけ崩れのあった林道の岩を避けて、林道終点まで車で上がってきました。
11:25 つい先日までは、雪山に登っていたので、新緑の山は落ち着きます。
11:54 ゴールデンウィークとは思えないほど、静かな山です。
山頂までにすれ違った登山者は、2組ほどでした。
13:54 傾山登頂です!頂上の標識も傾いているような…。
15:54 ロープ、ハシゴが現れます。
それにしても、ここは山が深い。
事前の計画では、時間をかけずに傾山を終えれば、久住山にも向かおうかとも考えておりましたが、とてもそんな余裕はありません。
16:26 無事に下山。しかし、すっかり遅くなってしまいました。
明日からの行程も変更せねばなりません。とりあえずは、温泉に立ち寄って、明日の山を再検討です。
18:30 九州での第一湯は、筋湯温泉のうたせ湯となりました。
クセのない無色透明の湯がふんだんに流れ出ております。
筋湯温泉から出たところで、これから夕食となるのですが、この近くにはスーパー、コンビニもないとのこと。
明日の朝食、昼食の買出しも必要なので、とりあえずはスーパーのある街に出ることにします。
…が、遠い!1時間近く走ったところでようやく発見!熊本県の小国町までやってきたようです。
朝食・昼食は調達したものの、本日の夕食は近くで食べようとスーパーの店員さんに聞いていたところ、近くにいたお客さんが親切にも案内してくれるとのこと。
この辺の地元の料理のお勧めを聞いたところ、馬肉の店があるとのことで、そちらに案内していただきました。
21:03 九州に来たら地元のもん食べんといかんばい!と言うことで、本日の夕食は馬肉をメインにしたお店『三軒家』にやってきました。
こちらは、馬刺しでございます。そりゃ、もうウマい?
さてさて、明日の行程はと言いますと、久住山は法華院温泉での宿泊を予定しておりましたが、初日から計画が傾いたので、久住山は日帰りで目指し、さらに余裕があれば阿蘇山に向かうことにしました。
で、夕飯を終えてのこれからの本日の宿泊場所は、とりあえずは久住山の登山口となる牧ノ戸峠へ向けて車を走らせるのでした。
もうすっかり夜も更けた頃に牧ノ戸峠の駐車場に到着。意外にもそこにはたくさんの車が停まっております。
車を置いて、登山に行かれている人もいるようですし、車中泊の方も多くいるようです。
こちらは車中泊するには、ちょっと狭いし、外にでてみればガスで真っ白な上、風も強く、雨まで降り出してきそう…。
ここではテントを張るスペースもなさそうだし、と言うことでもう少し標高を下げるためにも、長者原まで下ることにします。
長者原駐車場は大きな駐車場で、ここにも多くの車は停まってはおりますが、比較的空いているスペースに駐車。
今夜はこの駐車場にテントを張ることにしました。
6:20 一夜明けた長者原駐車場。昨晩は、テント設営後に、目が覚めてしまったのか、テント内で打ち上げとなりました。
睡眠時間は数時間ほどですが、本日もスケジュールが詰まっておりますので、そろそろ行動開始です。
8:47 本日は久住山を最短距離で目指そうと、再び牧ノ峠に戻ってスタートです。
8:49 このなんでもないように見える坂道も、一気に上がりきるのは、なかなかキツイ!
9:21 雨風も強くなってきます。
10:14 久住山避難小屋に到着。
こんな雨の日ですが、たくさんの登山者です。ゴールデンウィークの百名山と言うとこんな感じなのでしょうか。
それにしても“山ガール”がいっぱいです♪関西の山では見ることがないほど、続々と登ってきます。
ぜひ、ここには晴れた日にもう一度来てみたいところです。
10:41 雨の久住山登頂です!
12:06 登る時には見落としていた、沓掛山の標識も下りには見つけて記念撮影です。
12:26 牧ノ戸峠まで戻ってきました。
引き続いて本日2つ目の山、阿蘇山を目指すべく移動します。
久住山から離れるほどに、久住山の全景が見えてきますが、どうやら雲のかかっているのは山の上の方だけ。
すっかりいい天気となって、阿蘇山へと向かう、草原の中を走るやまなみハイウェイのドライブも気持ちがいいです♪
14:14 午前中の雨は、なんだったのか?と感じさせるほどのいい天気となってきました。
第2ラウンドとなる、阿蘇山登山は、3名での参戦となりました。
14:16 阿蘇山最高峰の高岳へは、ここ仙酔峡よりスタートです。
14:41 バカ尾根とも呼ばれる仙酔尾根を登ります。
15:05 急坂が続きますが、足がかりもしっかりあって、登りやすい道です。
このメンバーですから、バカ尾根をノンストップで登り続けます。
15:42 稜線まで出てきました。大展望が広がります。
15:44 目指す高岳は、もうすぐ。
15:52 登山口より実質1時間半ほどで、高岳登頂です。
16:07 高岳からは中岳、火口東展望所を周回するコースを辿ります。
16:14 ここから先へ行くか行かないかは、自己責任でとのことでした。
16:18 中岳登頂です!
16:21 通行禁止なのか、どうなのか?ロープが一本張られているだけです。
仙酔峡ロープウェイが営業していた頃は、ロープウェイの従業員がこのあたりの通行を管理していたそうですが、営業を停止している今となっては、登山者の自己責任に任されているようです。
16:30 もくもくと湧き上がる噴煙を前に、火口東展望所へと向かいます。
16:32 地球が誕生したばかりの時は、こんな感じだったのかも…?
と、この辺りは、荒々しく一風変わった壮大な景観が広がります。
16:47 2年ほど前から営業を停止しているとの仙酔峡ロープウェイの駅舎は、すでに廃墟のよう。
17:12 3時間足らずで無事に周回して下山となりました。
ここからは、本日の温泉、阿蘇地獄温泉へと向かいます。
19:38 阿蘇地獄温泉に到着。もうすでにだいぶ遅い時間となっておりますが、ここは1時間とることにしました。
しかしながら、ここには露天風呂が3ヶ所、さらに内風呂もあって、ゆっくりするならもう少し時間が欲しいところです。
なかでも混浴露天風呂のすずめの湯は、いい湯ですねえ。
白濁した湯で、湯船の底から絶えずボコボコとお湯が湧き出しているのがわかります。
本日の夕食、と言うか夜食でしょうか?は、スゥンドゥブチゲでございます。
前日に引き続き、キャンプ場に到着したのは夜中の23時過ぎ。
宴会しているキャンパーがいたことで、なんとかキャンプ場であることを確認。
テントを設営して、夕食の準備を済ませて、食べ始める頃には日が変わっておりました。
6:05 一夜明けた、祝子川(ほおりがわ)キャンプ場です。
昨晩もビールを飲んで遅くまで起きておりましたが、本日の行程も長いので短時間睡眠で出発です!
しかしながら今回の九州企画3泊のうち、キャンプ場に泊まったのはココだけとなりました。
8:19 本日目指すは、大崩山(おおくえやま)、コースタイムでも10時間近くとなるところですが、どうなのでしょうか。
さすがに行程の長い山だけあって、すでに登山口周辺は車がいっぱいです。
8:23 いよいよこの登山口より出発です!
8:43 橋を渡ります。
8:46 川も渡って…。
8:49 こんな橋でも渡りましょう!
8:52 大崩山荘へと到着。内部には囲炉裏もあって、きれいな山小屋でした。
行程が長いために、多くの人は前日にここまで入って、早朝よりスタートするようです。
この周りでは、テントも張ってキャンプしている人もいました。
トイレを借りて、再スタートです。
9:05 これもハシゴでしょうか?
9:12 ロープも現れてきました。
9:22 一歩を踏み込んだはいいけれど、渡れるのか?
9:25 展望の開ける祝子川渓谷に出てきました。ここからは、大崩山の山群も姿を現します。
雨の時には、ちょっと危なそうな感じです。
9:51 狭い岩の隙間を通ります。
9:57 まだ序の口ですが、またまたハシゴです。なんと言いますか、このあともずぅーつとハシゴ、ロープが続くのでした。
10:20 つっかえ棒でしょうか。この棒のおかげで、岩が崩れてくることがありません…かどうかは不明ですが、このような光景は山梨県の瑞牆山でも見ましたねえ。
11:01 ついに展望の開ける袖ダキへと飛び出しました。
が、危なすぎる場所ですねえ。この岩の先は、すっぱりと谷底まで切れ落ちております。
向かいには小積ダキの展望が広がりますが、あまりに危なっかしいのでゆっくり眺めてもいられません。
11:04 こちらは、これから進んでいこうとする下涌塚方面ですが、さらに危なっかしいです。
11:21 登山道に戻ると、またまたハシゴです。
11:32 ハシゴの連チャンにも、もうすっかり慣れてきました。
11:40 下涌塚から眺める小積ダキです。そんなところに立ったら、危ないっちゅうのに!
11:51 やめなさいって、言ってるのに!
12:00 こちらは、これから進む方向の中涌塚でございます。
もう、ほんっとに危ないんですからね!
12:49 中涌塚を越えて、上涌塚までやってきました。
が、このすき間が、今回の最大の難所かも?
もちろん正規のルートではなく、パスすることもできるのですが…。
特攻隊長が先に上がってしまったので、行かないわけには行かなくなってしまいました。
このすき間の足がかりのあるところまでは、ハシゴで上がるのですが、その先はほぼ垂直によじ登るしかありません。
入ったら最後、引くに引けない状態に追い込まれます。
幅50cmほどの身体を反転させるのも、ままならない隙間を這い上がるには、それなりの身体能力がないと難しいところです。
ずり落ちたどうしようとの恐怖心を抑えつつ、身体をよじらせ、わずかな手がかり足がかりを探って、まさにずり上がる感じです。
13:00 上涌塚に上がってきました。それにしても、なんちゅう危ない山なんでしょうかね。
岩好きの人にとっては面白い山かも知れませんが、高所恐怖症やハシゴが苦手なんて人には、とてもお勧めできない山です。
上涌塚から眺められる巨岩も、もうすでにお腹いっぱい的な…。
上涌塚から眺める大崩山のピークが右手です。ピークは、木々に覆われ展望もないとのこと。
13:38 まだ先の行程も長いし、時間も押し気味であることから、今回は大崩山のピークはパスして、坊主尾根から下りにかかります。
13:50 あわわわ、またまた危ないところにやってきました。
先ほど登っていた涌塚尾根との対面にあります、テラスです。やっぱり、この一歩先は、谷底でございます。
14:17 後ろに見えているのが涌塚尾根です。ここも、ほんとに危ないんですからね。
14:25 小積ダキにやってきました。
良い子は、こんな人のマネをしちゃいけません!
14:50 どうなってんだ!この山!右45度に頭を傾けて見てください。
滑り落ちたら止まりませんよね。ワイヤを頼りに歩きます。
15:11 ハシゴとロープも、だいぶ見飽きてきた感じです。
15:25 こんな橋もいくつあったやら…。
16:20 ようやく祝子川渓谷にまで下ってきました。
相当緊張の続くロングコースであるためか、この渓谷に下ってくる手前の坊主尾根では、疲労困ぱいしている人が多く休んでおりました。
中には、『私、下れるでしょうか…』と泣き言を言っている人も。あまり一人で来るような山ではありませんね。
16:28 大崩山荘まで戻ってきました。ここまで来れば、登山口までは、あと一踏ん張り。
16:56 無事に下山となりました。頂上まで行かずに、8時間半の行程となりました。
下山後の立ち寄り温泉は、美人の湯『祝子川温泉』で、ございます。
入浴前と後の写真を並べて見ました。美人効果が現れているのがハッキリとわかります。
今回のミッションである、4つの山と3つの温泉も終えたところで、明日は帰路につくだけ。
あとは、九州の美味しいものを!と言うことで、帰り道の途上になる佐伯に向かいます。
こちら佐伯の名物は、お寿司でございます。
佐伯へと向かう道すがら、検索して探し当てたのが、海鮮料理『つね三』です。
少し遅い時間でしたが店に入ると大将は、すでに上機嫌でございます。
大将と酒を酌み交わしながら、刺身、寿司、とり天、げそ天…と食べて、最後は、こちらも佐伯名物という『ごまだしうどん』にて、〆でございます。
ここ『つね三』の大将は、結構有名なようで、雑誌やコミックにもしばしば登場しているとのこと。
食事を終えて、一番近いところの海辺のキャンプ場『瀬会公園キャンプ場』を目指します。
まいどのことながら、到着は夜中でございます。
ここはキャンプ場のようですが、ログハウス等の宿泊施設しかないようですので、またもや駐車場にてテント設営となりました。
さすがに3日目の夜ともなれば、テント設営も手馴れたもので、あっという間に打ち上げ会場のできあがり。
波の音を聞きながらの、九州最後の夜が更けていきます。
5:42 深夜到着の早朝出発にもすっかり慣れたようで、睡眠時間は数時間と言う感じですが、今朝も予定通り5時過ぎには起きだしてきます。
朝食も終えて、あとは一路大阪を目指すのみ。撤収もあっという間に終わり、早めの出発となりました。
早めに臼杵港に着いたため、予定より1時間ばかり早いフェリーに乗り込むことができました。
7:45発の九四オレンジフェリーにて、あっけなく九州をあとにします。
ゴールデンウィークも最終日。九州から四国へと向かうフェリーもガラガラに空いてました。
おかげで、船室にて休養も十分です。
四国に上陸すれば、あとは高速道路をひた走るのみ。ちょっと時間的にも余裕があったので、しまなみ海道を走って帰ることにしました。
お昼ご飯は、こちら大三島にある『せとうち茶屋大三島』に立ち寄りました。
ここは、しまなみ海道サイクリングの時にも昼食場所として、何度か来ているところです。
しまなみ海道を走って帰るからには、ここ瀬戸田の手作りジェラート、ドルチェにも立ち寄ります。
それほどの渋滞もなく、無事に大阪帰着。
今回の山とキャンプと温泉の旅in九州も楽しめました。山と温泉を堪能しすぎて、キャンプをしている時間がほとんどありませんでしたが…
3日間の行程の振り返りながら、打ち上げは続くのでした。
328.富士サイクリング&富士急ハイランド(山梨県 河口湖~西湖~本栖湖、富士急ハイランド)5/12~13
富士急ハイランドに行きたい!とのリクエストから立ち上がった今回の企画。
さすがに富士急ハイランドだけでは…、と言うことで富士五湖周辺のサイクリングとの組み合わせとなった、異色のコラボ企画です。
8:22 本日の宿泊場所ともなるPICA富士吉田を起点に、6名で出発です。
富士の樹海にも入り込んでみました。
10:17 道の駅『かつやま』。ここまで来て、ようやく河口湖が見えてきました。
10:46 西湖に到着。湖岸沿いをぶっ飛ばします!
西湖のコウモリ穴にも立ち寄ります。
ヘルメットをかぶって、探検隊が洞窟の中へと入っていきます。
なぜか、ヘルメットはゆがんでしまうのです。
11:44 無事に、コウモリ穴より脱出です!
今度は、富岳風穴にやってきました。
いやー、寒いの何の。氷柱がありますから、洞窟内は氷点下ですね。
15:36 時間が押していたので、ショートカットのつもりが…
まさに、富士の樹海にさまよいこんだよう。
かろうじて道あとはあるものの、車が打ち捨てられ、岩がゴロゴロ、鹿が横切る。
本日最大の難所でございます。
16:08 樹海を通り抜けて、なんとか本栖湖までやってきましたが、日もだいぶ傾いてきました。。
16:13 ここへ来てようやくくっきりと見えた富士山に、思わずジャンプ!
雪をかぶった富士山がきれいに見えてきました。
が、先はまだまだ長い~!
全員が、今朝出発した富士吉田PICAに戻ってくる頃には、すっかり日も暮れてしまっておりました。
全員が揃ったところで、『富士山溶岩の湯泉水』で汗を流し、夕食はコテージ内で、すき焼きとなりました。
少人数ながら、このメンバーですから、酒の量も心配です…。
宴会は、いつまで続いたのやら…。
本日も爽やかな朝を迎えました。
えーっと、どこに誰が…?
本日は、富士急ハイランドにやってきました。
絶叫アトラクション『FUJIYAMA』と史上最長&最恐のホラーハウス『最恐戦慄迷宮』を体験。
お昼ご飯は、吉田うどん『ふじや』に立ち寄りです。
こちら具沢山の『ふじやうどん』は、お腹にグッときます。
新東名高速を走って、無事に大阪帰着。今日も、中ちゃんで打ち上げとなりました。
筍掘りと同じく、ここ時期の旬の企画となった山菜取りも今年で3年目。
今回の参加者は、13名となりました。
今年も良い天気となって、まずはわらび採りです。
最初は見分けがつかないものの、慣れてくれば、たくさんわらびが出ているのがわかってきます。
わらびをたっぷり収穫して、場所を移動します。
おおっと!こちらは何の作業でしょうか?
私も写真ばかり撮っていて、何の作業なのか聞き逃してしまいました。
一緒に行ったみなさんは、ご存知ですよ…ね?
おばあちゃんに、続け!とばかりに川の中へも突撃していきますが、何が採れるのでしょうか?
それは、コチラ!わかりますかね?ワサビの葉っぱです。
ワサビは、根っこの部分を食べるものだとばかり思っておりましたが、この葉ワサビなるものは、小さく切って、熱湯をかけ、それをビンなどの容器に入れて、振り続けます。
すると、どうでしょう!!!あの、ツ~ンとくるワサビの香り、そして食べてもワサビそのものです!
一通りの山菜採りを終えると、引き続いて調理にかかります。
まずは、こちらは飯炊き班です。釜で、うまくご飯が炊けるでしょうか?
こちらは山菜の仕分け部隊。しっかり、頼みまっせ~!
こちらは天ぷら班。ここがいつも役得な感じがしますが、気のせいでしょうか?
揚げたての天ぷらは、やっぱり美味しいよね~
すっかり山菜も仕分けられた感じです。食べきれない分は、お土産となりそうです。
こちらの釜で炊いたご飯も、うまく出来上がったようです♪
自分たちで調理した料理のほかにも、おばあちゃんたちがいくつも用意してくれていました。
いつものことながら、素朴な味でいて、美味しいのです。もちろんご飯もお代わりでいただきます!
今回もお世話になりました。いつきても、美味しいご飯で、おなかもイッパイです。
さて、次に来るのは、冬の雪掘り野菜になるでしょうかね~。
さてさて、あれほど食べたけど、やっぱり大阪に戻ってからは、打ち上げがあって、今日も中ちゃんで、夜が更けていきます。
3年ぶりの石鎚山。今回は、大阪前夜発の日帰りと、なかなかハードなスケジュール。
それでも10人乗りのハイエースグランドキャビンは、満員御礼となって、出発です。
渋滞もなく順調に進んで、5時過ぎには今回の登山口となる石鎚登山ロープウェイ下の駐車場に到着。
ロープウェイの始発は、7時40分。山頂成就駅までは、ロープウェイで8分とのことだが、歩けば2時間半ほどかかりそう。
歩いても始発のロープウェイに抜かされそうなので、ここでしばしの仮眠となりました。
7:00 ちょっと早いですが、準備も整えてロープウェイの乗り場まで歩きます。
役行者のお出迎え。
ロープウェイの出発まで、まだ余裕があるので、こちらで記念撮影。
しかしながら、本日の行程では、レンタカーの返却時間があるので、14時には下山予定。
コースタイムで6時間ほどなので、休憩や昼食時間を考えるとギリギリのところでしょうか。
朝一番のロープウェイに乗り込み、一気に標高1300mまで、上がってしまいます。
8:18 石鎚神社中宮成就社を通り過ぎ、登山道へと入っていきます。
8:24 標高1450mにある成就社よりここ八丁(1300m)までは下り。いよいよここからが登りとなってきます。
8:56 石鎚山と言えば、この鎖。まずは、試しの鎖(74m)に取り付きます。
今回、試しの鎖を試したのは8名となりました。
9:28 夜明峠に到着。ここまで来れば、石鎚山の姿が目の前に現れてきます。
9:30 天気も良く、気候もいいのですが、この辺りに来ると虫がいっぱいです。9:44 一の鎖(33m)です。石鎚山の鎖場は、試しの鎖から三の鎖まで4本。
それぞれの鎖場には、迂回路があるので、怖いと思った方は鎖場を通らずとも山には登れます。
10:01 二の鎖(65m)に取り付きます。ここまで、なかなか順調なペースで上がってきました。
10:16 三の鎖(68m)までやってきました。ここを越えれば、弥山山頂です。
10:31 弥山山頂(1974m)に無事到着です。休んでいる間もなく、天狗岳を目指します。
こちらが西日本最高峰となる天狗岳。弥山からは、片道15分ほどです。
10:45 岩場の先は、すっぱり切れ落ちているので、覗き込めばかなりの高度感が味わえます。
しかしながら、この岩場を登ってくるクライマーもいるんですねえ。
10:51 今回は10名全員登頂となりました。天狗岳山頂(1982m)です!
弥山に戻って昼食時間は20分。
11:34 ゆっくりすることもなく、下山にかかります。下山は、鎖場を通ることなく迂回路を進みます。
12:19 ほぼノンストップで下っていきます。階段の続く辺りは、そろそろ足にも辛いところです。
13:05 予定以上のハイペースでの下山となりました。お疲れ様です。
13:20発のロープウェイで下山して、続いて温泉を目指します。
せっかく四国まで来ているのですから、温泉での時間も少し短縮して、讃岐うどんも食べて帰ります。
長田in香の香での釜揚げうどんも賞味して、一路大阪を目指します。
今回は、なかなかキツイ行程ではありましたが、みなさんの頑張りもあって、無事に19時過ぎには千里丘へと到着。
これで片道350km圏内が日帰り範囲となった感じですが、行程はもう少し考える必要がありそうです。
久々に地鶏焼き鳥にて、懐かしい顔ぶれも揃った打ち上げで夜が更けていきます。
332.初夏の扇ノ山&氷ノ山登山(鳥取県~兵庫県 扇ノ山~氷ノ山)6/2~3
初夏の登山企画として鳥取県と兵庫県にまたがる扇ノ山と氷ノ山を目指します。
氷ノ山は、今年3月にホワイトアウトとなって、危うく遭難寸前だったコースを検証しながらの、御礼参りの登山でもあります。
1日目は扇ノ山を歩きます。
12:32 鳥取県側からの最短コースとなる八東ふるさとの森前から、林道を辿ります。
林道にはところどころ雪が残っておりました。多少無理をすれば、車でも通れないことはないか…。
13:11 ここから、ふるさとの森登山道となります。
雪の重みで折れてしまったという橋。
しばらくは急登が続きます。
山頂には、立派な避難小屋が建ってます。
14:15 扇ノ山登頂!
ここで遅いお昼ご飯を食べた後、展望台まで少し歩いてみました。
15:42 登山口まで無事に下山。
333.初夏の御嶽山登山(岐阜県~長野県 御嶽山)6/9~10
昨年に引き続いての、この時期の五の池小屋宿泊での御嶽山登山。
私自身この残雪期の御嶽山は、4度目となるが、今回の登山口となる田の原からは初めて。
今回の参加者は6名となったが、男性は私のみ。
何度か歩いている濁河温泉からのルートと比べれば、長くなるため、ちょっと不安はあったが、剣ヶ峰への登頂やサイノ河原も見ておきたいとのことから、田の原から歩くことにする。
折りしも梅雨入り、田の原到着時には、強い雨となっていた。
車のウィンドウを激しくたたく雨に気分は盛り上がらない。
しばし雨が弱まるのを待って仮眠をとるも、どうにも止みそうにはない。
8:10 多少雨は弱まった感じのところで、昨年と同じく完全装備で田の原を出発。
8:24 さすがにすでに標高2200m、すぐに残雪が現れてきました。
8:33 大江権現
8:53 あかっぱげ。ここから剣ヶ峰までは、2,075mとのこと。
登山道には、雪があったりなかったり。まだまだアイゼンなしで、進みます。
9:12 金剛童子を通過。雨は、だいぶ弱まってきておりますが、ガスで展望は利きません。
9:28 八合目石室到着。しばし休憩して、先へと進みます。剣ヶ峰までは、1,446m。
9:52 雷鳥、現る!この後の天気が、崩れなければいいが…。
10:13 雪渓へと入っていく。ガスで真っ白、視界なし。
雪がやわらかいため、アイゼンなしで、足を蹴り込みながら登る。
視界がないので、雪渓がどこまで続くのかもわからないが、かなりの急斜面を直登している感じ。
11:09 九合目石室で少し休憩。石室内部にまで雪がどっさりと入り込んでいた。
11:35 王滝頂上神社到着。
雨は降り続き、相変わらず視界数十mの真っ白の中を進む。身体も冷えてきているので、今日は剣ヶ峰をパスすることにする。
11:38 八丁だるみ。
11:42 二ノ池分岐点。左へ行けば剣ヶ峰へ388m、右は二ノ池へ1,080m。
剣ヶ峰は、明日に登ることにして、右へと進む。
道迷いの原因の多くは、思い込みからくるのではないだろうか。
地図を見ながら歩いていても、間違ったと気づくには、明らかに違う場所にぶち当たってからでないとわからない。
先ほどの二ノ池分岐点から二ノ池方面へは、ほとんど標高が上がることなく進むことになるのであるが、この時点ですでにかなりの登りとなっている。
二ノ池分岐を右手に取った後、どこかで左へと逸れたのだろう。
12:08 右手に見える建物は、あとでわかったことだが剣ヶ峰旭館のようだ。
二ノ池方面へと進んでいるとばかり思い込んでいた私は、この建物を覚明堂だと認識した。
状況はさらに悪くなる。降り止まぬ雨に、カッパを着ていてもどこかから入り込む雨で、身体もかなり濡れている。
そうして、後ろから歩いている間に、前方4名と後方2名とが離れてしまった。
ついさっき見えていた小屋までは、姿が見えていたと思ったのだが…。
12:28 先へと進んだのだろうか、指差す方向は三十六童子の塔。
三十六童子の塔を地図で確認するも、記載がない。いや、実際には書いてあったのだが、この時は見つけられなかった。
と言うのも、先ほどの建物を覚明堂だとばかり思っているために、その付近の記載を探していたのだ。
半信半疑ながら、先へと進む。
が、どうもおかしい。と言う感じがして、戻ることにした。
来た道を戻って、建物の裏を通るとこんなところに出た。
さらに先には標識が立っている、『御岳山頂上』と…。
二ノ池へ向かっているとばかり思っていたのが、図らずも山頂に着いてしまった。
再び地図を取り出し、『三十六童子の塔』を見つけた私は、思ってもないところ歩いていたことに気づき、愕然とする。
三十六童子の塔は、剣ヶ峰から時計回りにお鉢巡りをした先にある。
まったく反対の方向へと歩いていたのだ!
山頂にいる間に、どこかから声が聞こえてきた。
『おーい!』と呼び返す。
真っ白のガスの中から人影が浮かんできた。先行していた仲間が、戻ってきたのだ。
頂上を下ったところで、再会できた。
彼女たちは先に進んでいたが、いつまでたっても追いついてこないので、戻ってきてくれたのだ。
再び6人となって、先を進むが、相変わらずの雨にガスで視界は利かない。
頂上をあとにしたところなので、二ノ池はもうすぐそこのはずなのだが、わからない。
二ノ池への標識を見つけたが、登山道を示すロープは、途中で雪に埋もれてしまっている。
視界が利かない中での雪渓歩きは危険だとの判断で、少し遠回りにはなるが、雪のない登山道を下ることにした。
13:46 ようやく二ノ池らしきところまで下りてくる。
13:50 二ノ池本館の山小屋を通過。
二ノ池からは、雪解け水が激しい流れとなっている。
二ノ池本館から二ノ池新館までは、100mほどの距離だが、その小屋が見当たらない。
14:16 二ノ池新館方面へと進むべく下って行くはずだが、所々に書かれた方向を示す白いペンキでの○印を辿ってしまう。
この時点で、ペンキの○印を探すのに必死になっていた。いつの間にか、斜面を登り始めていることをおかしいとも思わずに…。
○印はやがて雪に消え、完全な雪渓の斜面を登っている。
そこうしている間に、斜面を登りきって稜線へと出た。
そこに建っていたのは…。
『三十六童子の塔』と書かれた碑。何と、またしてもこんなところに導かれてしまっていた!
どこをどう歩いて、こんなところにまで来てしまったのか。
雨に打たれっぱなしの身体に、道迷い、さらに真っ白で視界の利かない稜線。
みんなの体力も奪われ、精神的にもダメージを受けているよう。
ここは、何とか早くリカバリーしなくては…。
力を振り絞って登った斜面を下ってくると、ようやくニノ池本館の小屋が見えてきた。
そこにもまた雷鳥が!これ以上天候が悪くならないことを願うばかりである。
賽の河原までやってきた。いわゆるこの世とあの世を隔てる三途の川の河原。
三ノ池方面へと進みたいのだが、ホントに行けるのかどうか?
雪の中に埋もれる標識ではあるが、上部は雪が融けてきれいな薄緑色となっている。
もしかしたら、ここは川の真ん中ではあるまいか?一歩踏み出した足が、ズルズルと沈み込んでいくようにも感じられた。
そんな恐怖心が湧き出してきたので、少し遠回りとなりそうだが、足元のしっかりしたところを歩くことにする。
そんなところで携帯電話が鳴り出した。こんな時に…、と思いつつも電話に出てみる。
『早く、早く…、そこを渡っておいで。』
なんてことを言われたら、まさしくあの世からの電話か、と思ってしまうが、あまりにも到着が遅いので心配した五の池小屋の小屋番さんからだった。
『すいません。道に迷ってしまって…。でも、サイノ河原避難小屋までもうすぐですので、あと1時間くらいで到着します。』
『そうですか。良かった。サイノ河原避難小屋からは緑のロープを張ってありますので、摩利支天乗越から来てください。』
この近くに我々以外に人がいる、と感じさせられる電話で、少し落ち着いてきた。
15:31 サイノ河原を歩く。晴れていれば、荒涼とした他の山では見ることのできない景観が広がるのだが、今日はまさしくあの世との境を彷徨っているよう。
ようやくたどり着いたサイノ河原避難小屋で、しばし休憩。
全身ずぶ濡れとなって、体力的にも精神的にも、限界が近そうな方もいる。低体温症の一歩手前か。
ここまで来たので、五の池小屋までは、もう少しではあるが、まずは、着替えること。
スープを飲んで身体を温めようと、お湯を沸かす。
16:37 少し休んだためか、落ち着いて気力も少し戻ったよう。五の池小屋に向けて再出発です。
16:54 ようやく摩利支天乗越に到着。あとは、小屋まで下るのみ。
17:24 見えた!着いた!五の池小屋だ~!
五の池小屋でも心配していたのだろう、スタッフが出迎えに来てくれていた。
17:26 みんな良く頑張った!何とか着いたぞ~!
17:29 何とか無事に?五の池小屋までたどり着いたと言う安堵感からか、自然に笑みがこぼれます。
小屋の中では、薪ストーブが焚かれ暖かい♪
まずは、乾いた服に着替えます。
18:37 人心地ついたところで、夕食です。
つい数時間前までは、どうなることかと思っておりましたが、ここに来れば担ぎ上げてきたビールも登場!
反省会ならぬ生還パーティもスタートです!
07:23 五の池小屋での朝食も終えて、今日は剣ヶ峰へ向けて出発です。
ガスに包まれてはおりますが、雨は降っていません。
07:53 摩利支天乗越到着。
またまた雷鳥出現!このあとの天気は、どうなる?
08:12 サイノ河原避難小屋までやってきました。
今日は、まだまだ元気です!
08:23 サイノ河原です。昨日は真っ白だったこのあたりも、なんだか明るくなってきたように感じます。
ガスがみるみるうちに晴れてきて、青空が広がってきました!
昨日探し回った、ニノ池新館も見えてきました。
08:51 ニノ池に到着。
09:02 目指す剣ヶ峰も見えてきました。青空が広がりだすと、自然とテンションも上がってきます!
天気が良くなってきても、やはりこのあたりを歩けば、氷が融けて沈んでしまいそうな緊張感があります。
昨日とはまったく違う表情を見せる御嶽山。剣ヶ峰は、すぐそこです!
ついにやりました!青空の広がる御嶽山・剣ヶ峰登頂です!
昨日のつらい行程を越えてこその登頂ですが、なかなか感慨深いものがあります。
昨日は、この剣ヶ峰に上がってくるまでに何人かとすれ違っただけですが、本日の剣ヶ峰にはすでに多くの登山者がいました。
山頂で、軽くご飯を食べて下山にかかります。すると、またもやガスに包まれ始めました。
これから登っていく登山者も多く出会うようになってきました。
ここまで下ってくれば、登山口まではすぐです。
無事に田ノ原登山口まで下山です。みなさま、ホントにお疲れ様でした。
今回の山行もまた、語り継がれることでしょう。
あ~、まずは温泉に入りたい!
下山後は、秘湯ムード漂う御嶽温泉『王滝の湯』に立ち寄ります。
さっぱりしたところで、手打ちそば『一竹』にてえび天おろしそばを食べて、帰路へとつきました。
無事に大阪まで帰ってきたところで、本日は沖縄料理にて反省会となった。なぜか、人数増えてますが…。
334.吉野川ラフティング(高知県~徳島県 吉野川)6/17
梅雨に入る頃の企画は、ちょっと考えてしまいます。
ハイキングもいいのだけれど、やはり雨のハイキングは、ちとつらい。
どうせ濡れるんだったら、と言うことで、雨でも催行できるラフティング企画にしたものの、こちらも雨が降りすぎれば中止になることがあるのでした…。
梅雨真っ只中の、雨の天気予報の週末土曜日、4人で大阪を出発です。目指すは、四国の吉野川!
サービスエリアで休憩、仮眠を取りながら、予定通り8時前には、徳島県吉野川へと到着。
今回のラフティングは、昨年夏の神崎川キャニオニングでもお世話になった、『タオアドベンチャー』さん。
受付で聞いてみると、本日は開催しますとのこと。昨日は、中止だったんですけどねえ、と。
いやあ、危なかった。ま、結果オーライ!で、着替えて、いよいよ吉野川へと向かいます!
本日は、我々4名グループと3名グループで1艇、7名グループで1艇の2艇で下ります。
なんとか開催はできたものの、増水のためコースは、小歩危から大歩危へと変更。
う~ん、昨年もそんな感じで大歩危だったなあ、とちょっと残念ではありますが、張り切っていきましょー!
お約束のこちらの岩場からは、飛び込みです!
水量が多いのか、なかなか激しい瀬も続き、楽しく進んでまいります。
昨年と同じところからのスタートでしたが、今回は朝からの1日コース。
前回の終了地点は、まだ昼食をとる休憩地点となりました。
ここへ来て、一つショックなことが…。
川に飛び込んだり、泳いだりしているうちに、デジカメが水没。
もちろん防水機能付のカメラでしたが、電池を入れるふたを開けてみると、水がこぼれだしてきました。
電源も入らず、果たして復活はするのでしょうか?
お弁当を食べて、後半戦もスタート。まだまだ、激流の瀬は続きます。
1日コースは長いためか、さすがに疲れてきました。
前日の雨のためか、吉野川は増水し、濁ってもいるようでしたが、存分に楽しめました。
今回の大歩危もロングコースで楽しめましたが、次はぜひとも小歩危コースにチャレンジしてみたいところです!
ラフティング終了後は、『大歩危祖谷阿波温泉 あわの抄さまちの湯』に立ち寄り、さらに『王王軒』にて徳島ラーメンを食して、帰路へとつきました。
335.夏山登山・北アルプス 西穂高岳独標(長野県~岐阜県 西穂高岳独標)6/23
336.夏山登山・北アルプス 焼岳(長野県~岐阜県 焼岳)6/30